あまつちひと自然農のつどい三月の定例会が、
3/23(土)に開かれました。
一日、お天気にもめぐまれました。
春の草花も足元にかわいらしく咲いています。
つくしも顔を出し、タンポポがまぶしく輝いています。
あらたな始まりでもある春に、初めての方も含めて、
30人くらいの方々とご一緒いたしました。
実習田では、自然農の基本のお話をさせていただきました。
耕さないことで豊かないのちのいとなみが重なってゆくこと。
持ち込まず、持ち出さず、一枚の田畑で完結していること。
草草・虫たちは共に育ちあう大切な存在であること・・などです。
来月のモミまきのこと、先月に準備しました苗床についてのお話もいたしました。
一畝の田の広さにに対して、モミを育てる苗床は約1m×2mです。
もみの量も二分の一カップほどで、順調に育てば足りるでしょう。
畑では蕾菜の季節です。
キャベツも育っていました。
大北農園さんの一角を、田も畑もそれぞれ一畝おかりして、
実習の場とさせていただいています。
大北さんが言われるには、実習におかりしている畑は比較的乾燥しやすく、
県南にくらべると冬の寒さが厳しいとのことです。
山間の地でもありますので、午後からの日照もやや少なめでしょうか・・。
作付けの時期、畝の幅や高さ、草の豊かさ、などを考慮しつつ
作物にふさわしい在り様を模索しながらの野菜の栽培です。
今年はキャベツがすこやかに育ちました。
実習畑では、じゃがいもの植え付け、
たまねぎの畝の草刈を行ないました。
昼食&午後からの学びは、
グランドピアノのある大きなお部屋でした。
ついつい私は、お弁当よりもピアノに・・・・・・。
「麻美子さん、歌いましょう。」と声をかけましたら、
「いいですね~。」ということになり・・・・、
言葉を通しての学びの前に、
君は銀河の青い風を、
歌とピアノでおとどけいたしました。
14:00~17:00は言葉を通しての学びです。
前半は、基本のお話や質疑応答、
後半は、「個々別々であり、一体であるいのちの世界」をテーマに、
自然農の世界を深め、人の生き方にもつながるお話しなどを
みなさんとフリートークでいたしました。
そして、この時期の恒例になっています「種の交換会」では、
心をはずまされながらも、真剣なまなざしです。
楽しく情報交換をしながら、
安心で健やかな種を譲り合える場があることは、
本当に幸せですね。
来月のあまつちひと自然農のつどいは、4/20(土)です。
永続可能な自然に沿った農、自然農に関心をお持ちの方、
どうぞ気楽にご参加くださいませ。