目が覚めると デジタル時計が5:55とならんでいた。
そう そう 今日は五月五日のこどもの日。
鳥のさえずりと 雨音が心地いい朝です・・・。
とても気分よく 起きたのだけれど・・・、
何かが どこかが ぴったりこない感じ・・・。
何かな・・、
潜在意識はすでに知っているけれど、
私がまだ気づいていないことがあるらしい・・・、
なんだろう・・・・・・。
わたしはメガネを二個持っています。
どちらもお気に入りで 用途にあわせて使い分けているのですが、
一つがなくても すぐには 困らないのです。
その一つの よりお気に入りの方のメガネが
ケースの中にない・・・・、と気が付きました。
いつも置いている場所にもなくて、
そう言えば、少し前からな~んとなく気になっていたのに、
まぁ いいか・・・・って・・・・・。
大切な物をなくすことは めったにないので、
想像のつく範囲に必ずある・・と思っていたよ・・・・・・。
でも、潜在意識が さわさわさわさわと、
検索モードに入るようにと せかすので、
これはいつもとちがう感じだな・・・とわかった。
自分の部屋、ピアノの上、リビング、台所、洗面所、
子どもの部屋、車の中、・・・・、ない・・ない・・ない・・。
ないわぁ~、ほんとうにない・・・。
ちがう次元の彼方に消えたのでしょうか・・・。
「ポケットに入れるのはやめた方がいいよ。」
と思ったかすかな記憶・・・。
あれはいつだっただろう・・・。
昨日?
もしかすると 田んぼ・・?
苗床を作る時に 使っただろうか?
籾を蒔いた時は 「メガネを持ってくればよかったなぁ。」と思ったはずだし・・・、
う~ん、思い出せない・・・・。
いろんな場所を探しつくして いよいよ
これは もうお別れの時なのかな、・・・と
心の方向転換をするべく あきらめかける。
でも潜在意識は まだ探しているようだ・・。
そんな気分のまま、今日の予定の一つ、
田んぼの畦に秋桜の種をまきにでかけた。
苗床の周囲や田んぼを歩きながら
メガネの存在を探している。
やっぱり ないなぁ~。
コスモスの種をまいて それから紫苑を植えて、
雨が降っている中 畦の草刈もすることにした。
カッパの上衣は着ていたけれど
ズボンが雨にぬれて冷たいことに ふと気づき、
なんだか離れがたい気もするが、
とりあえず帰ることにした。
帰っても なんだか 落ち着かず・・
やっぱり すっきりしない・・・。
手をつくしていない、
想像しつくしていない、
あきらめるのが早すぎる、
という感覚が ただよう・・。
ふと 六芒星のペンダントで宇宙にたずねてみることにした。
「メガネには会えますか・・?。」
「どちらともいえない。」と動く。 (笑)
いよいよ・・・表面意識でさがすのはあきらめようと思った。
潜在意識さんの出番です・・・。
かつてどうしても見つからないものを探した時の経験を使おうかな・・と思った。
それは 静かに目をとじて 空間をくまなくスキャンするというもの。
表面意識は使わずに かなり正確に見つけだすことができた。
動き回って探すのではなく スポットライトのような光をあてて、
意識でみるから速いのです。
でも、今回はなんだか やる気がわいてこない。
と言うことは その方法ではないということ・・・。
もう一つの方法は・・・・・、
今一番したいことをする。
脈絡がなくて結構、意味がわからなくてOK。
身体に任せてみる・・・。
すると・・・、
「黒米と緑米の種もみを ほんの一握り 田んぼに直に降ろしたい。」
と・・・感じる。
ぇぇぇ、また田んぼ・・、?
もう苗床も完成した後だし、
まだ雨は降っているし・・・、
せっかく着替えたのに また行くの・・・・?
ほんの一握りの 種もみを手のなかに・・、
今度は傘をさして 田んぼへと出かける。
おおよそ あの辺りにパラパラと降ろそう・・と
場所も決めて 思い描いて でかける。
田んぼに着いて さぁ~と見渡すと、
パッと目が惹きつけられる場所があり、
すたすたとそこに歩いて行き
籾を手に その場所にしゃがんた途端、
まさにその場所の草の中に メガネがあったのです。
なんという 導き・・・・、
さすがに555に目覚めた 子どもの日ですね。
無邪気に行動して よかったです。
見つかったメガネは フレームが黄緑と茶色で、
田んぼの色ではありませんか・・・。
すべては一体、みごとな宇宙にありがとう。