自然農にいのち宿りて
自然農は
一枚の田畑のなかで
他に一切依存することなく
育ち実り続けてくれる栽培方法です。
それはすごいことでもありますが
当然のことであります。
一切 他から何も用意し持ってこなくとも
生きるに必要な食べ物は育ち続けてくれます。
例えば 狩猟採取生活は
自然の森や草原 海 川から集め捕獲して食していました。
相似た自然農の田畑から 集め持って帰り食しても
毎年食糧が約束されます。
少しだけ 手を貸してあげます。
種をまく 苗を植える
草の面倒をみる 水の面倒をみる
適期に的確に少し手を貸してやれば
毎年その恵みをもらい続けることができます。
他所に依存することなく 田畑 田畑で完結いたします。
毎年実りをもらい続けることができる
持続永続可能な栽培なのです。
地の巻 p54より抜粋
『一枚の田畑で完結している』
自然農にいのち宿りて 川口由一 著