畑の片隅にわたぼうし、
どこへ飛んでゆくのでしょう。
ぽかぽかと暖かな日差しの今日
畑に畝をととのえに出かけました。
静かな営みのこの時期は
草も少なく
畝作りや整えにふさわしいのです。
春の日を想い描きながら身体を動かすのも
実に楽しいことです。
夏の草草が覆い茂っていた通路の
歩く部分を刈り払うと
いのちを全うした夏草の下では
ゆたかな営みが展開していました。
耕さず三年目の自然農畑、
少しずついい感じになってきましたよ。
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果樹の木の下に水仙の芽が出ています。
自然農の師匠 川口さんに株を分けていただき
移植したものです。うれしいです。
種から育てているビワも
順調に育っている感じです。
果樹の木の下は
冬草におおわれて緑色。
草草の美しさにも心が和みます。
大絹サヤエンドウも
例年通り、元気に育っていました。
こちらは麦の畝です。↑
ライ麦 小麦 大麦を少しずつ育てています。
これまで麦を育てる目的はヒンメリづくりでしたが、
今年は美味しくいただきたい思いも湧いてきましたので
田んぼと畑の両方で栽培中です。
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今年で三年目の麦づくり、
まだまだ経験が少ないのですが・・、
昨年の冬は岡山南部も氷点下になり
マイナス5~6℃の日もありましたので
成長がゆっくりだったように思います。
今年は今のところ暖冬ですので、
どのような感じで育つでしょう、楽しみです。
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畑の草の種たちも
見るととっても美しいことに気づきます。
でも、あちこちにくっついてチカチカ。
帽子もマフラーも、全身種だらけ。
こちらです。↓
今日の作業は
夏草の枯れたものを、
畝に敷いてゆきました。
作付けをしていない畝が
ふっくら草草におおわれて
春を待っています。
自然農は耕さず
農薬・除草剤・肥料を持ちこまず
自然に沿って作物を育てます。
草草は作物を育てる大切なものの一つで
微生物小動物たちのいのちを助け巡らし
豊かな舞台を作ってくれます。
2019 2.2
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その後、幅広の畝を作り中。
東西に並んでいた低い畝を、南北に作り替えています。
こちらは自然農一年目の畝になります。
夏野菜のカボチャ スイカなどを
ゆったりと栽培できたらいいなと思います。
米ぬかと油粕を半々に混ぜたものを補い
いのちの営みを助けてあげることにいたします。
2.10