いのちがしずかにめざめ
こころはずむ春
自然農の田も緑におおわれ
お米の種おろしも近づいてきました。
畔にはカラスノエンドウが
くるんと可愛いツルをのばして
紫の花を咲かせています。
ナズナも春風にそよいでいます。
先月の自然農稲作教室では
田の一角に苗床を準備していただきました。
苗床にふさわしい場所を決めて
ささっと草刈りをします。
寸法を測り
周囲にカマで切れ込みをいれて
表土をはがします。
表土はクワで剥がしてゆきますが
耕さず18年目の畝は
豊かな亡骸の層が重なり
その部分がクルクルと手で
巻き取るようにはがせます。
夏草、冬草、虫たちの亡骸、
稲わらなどが重なった層は
とても豊かです。
剥がした表土は
田植え時に
元の場所に還します。
そして、宿根草の根を取り除き
表土を平らに整えておきます。
出来上がりました。↓
私たちの自然農実習田における
苗床づくりのまとめ
夏草の種が落ちていてる表土を削り
籾を降ろす部分の夏の宿根草の根を取り除き
表面を平らにし
オケラが対策にしっかりと鎮圧をして
藁をかぶせています。
周囲にはモグラ除けの溝を掘っています。
実習田には点々と小さな苗床がつくられ
モミまきの日を待っています。
今年、
実習田の冬草ナンバーワンは
こちらです。
八重葎(ヤエムグラ)というそうです。
↓
昨年はカラスノエンドウでしたが、
変化がみられます。
冬草は田植え前には一生を全うして
種を落として枯れてゆきますが
お米づくりにかかせない草たちです。
↑ こちらは、私の畝の麦たちです。
蒔き時が11月末になり
生育がゆっくりです。
二月頃から条間に入って
草刈りを少ししました。
田植えまでに収穫できるよう
育ってほしいです。💕
かわいいオオイヌノフグリ
畔にも畝にも、
青い花びらが光っています。4/4