天からの光をうけて熟した籾は 清らかで豊かで自然のめぐみそのものです。
その姿を前にすると、やわらかな宇宙の静寂につつまれるようでした。
その美しさを 清らかな気とともに受け抱き・・・、
あまつちひと自然農のつどい12月の定例会が始まりました。
今年最後の稲作実習は脱穀と籾摺りです。
二台の脱穀機で、品種別に脱穀いたしました。
稲束を渡す人、足踏み脱穀をする人、息をあわせての楽しい作業です。
昔ながらの道具は味わい深く 古人の知恵にふれるひと時でもあります。
「効率が良い」ということでも、抜群なのではないでしょうか。
電気、石油を必要としない木造りの道具たちは、
自然農の世界では宝物のように、受け継がれています。
子どもたちの出番もたくさんあります。
初めて会った人たちも 手作業をしながら話がはずみます。
こまやかな作業は女の人の得意とするところですね。
籾と細かい藁の選別をしています。
唐箕で風をおこして 藁や軽い籾を飛ばしています。
箕の使い方も 瞳さんが見せてくれました。
こちらはもっとシンプルに 軽い藁クズを風にとばしています。
実習田一面に 稲わらをふんわりと返しながら、
美しい四季の営みとともにあった楽しい一年間を想いおこします。
祝福の光がふりそそぐなか 感謝の気持ちが自ずから湧いてきました。
いつもここにあるのは 生かされる喜び 生きる喜びのハーモニーです。
脱穀の後、籾摺りをしてつやつやの玄米を
みなさんと分け合いました。
今年もすてきな人たちと出会い 豊かな学びの時をいただき最高に幸せでした。
このブログを通して自然農の世界を楽しんでくださった方々にも心から感謝いたします。
来年も 美しい空のもと 緑の風に吹かれ 笑顔で出会う人たちと
地球の息吹を感じながら 自然農を楽しんでゆきたいと思います。
あまつちひと自然農のつどい2014年の年間予定は、
年内にブログ掲載する予定です。
どうぞよろしくお願いいたします。八木
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