ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

震災から13年

2024年03月11日 | 個人的な話

13年前の今日の東日本大震災。
クアトロには、常連のお客様が一人いらしており、地震の時には、お客様が酒瓶を押さえ、クアトロの父は、ワイングラスを押さえていたが、無駄なことだった。
厨房の冷蔵庫は斜めになったが、幸い倒れはしなかった。
しばらく呆然としていたクアトロの父。
その後、家族の安全を確認して安堵する。
夕方には、帰宅難民になったクアトロのお客様の子供をクアトロの隣にある保育園から預かる。
夜遅くに、お父さんが迎えに来るのだが、それまで不安を抱えていたその子供も、先日大学受験に合格したと報告してくれた。
美味しいワインを飲みながら、子供達の成長を祝える何気ない日常が、この上なく尊く思える今日である。

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クール・ド・クアトロ夫婦

2024年02月11日 | 個人的な話

世間は建国記念日だが、クアトロ夫婦は49回目の結婚記念日で別名「よくもった記念日」だ。
来年はいよいよ金婚式だ。
つくづくよくもったものだと思うお互いである。
今日は、クアトロのハートのチーズでも少しもらってワインで乾杯したいものだ。
クアトロのハートのチーズは、“クール・ド・ブルゴーニュ=ブルゴーニュのハート”と云う。
バターのように濃厚に熟成したチーズで味わい深い。
クール・ド・クアトロ夫婦は、熟成が過ぎてしまったが、まだ腐敗はしていないようである。

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立春の物語2024

2024年02月04日 | 個人的な話

今日は立春。
冬が極まり春の気配が立ち始める日だとか。
冬至と春分の中間に当たり、この日から立夏の前日までが春となる。
そして、立春から数えて八十八夜だったり、この日からの南風が春一番とか。
中国では、この日に春餅を食べる習わしもある。
立春に詰めた日本酒の新酒を飲む習わしも最近流行っている。
豊四季と云う関東の田舎町では“サワラ”のカルパッチョなどを食べる習わしが残っている。
サワラは魚編に春と書くが、冬に美味しい魚。
まさしく、冬が美味しさの極まりをもたらし、春の気配を感じさせる立春の魚だ。
クアトロでサワラを炙ったカルパッチョにクアトロの父の選ぶワインや日本酒をいかがだろう。

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節分の物語2024

2024年02月03日 | 個人的な話

今日は節分。
立春の前日が節分であり、立春が季節の始まりであり、節分が季節の締めくくりである。
この節分には邪気が入りやすいということで鬼退治の豆まきをしたり恵方巻きを食べたりといろいろな行事がある。
この行事への取り組み方には、おおよそ3つのタイプが見て取れる。
1つ目は、忠実に実行する生真面目タイプだ。
豆まきを行い、年の数だけちゃんと豆を食べる。
恵方巻きは磁石で方角を確認する。
2つ目は、アバウトないい加減タイプだ。
豆まきは後片付けが大変だからエアー豆まきをする。
恵方巻きは、あれば食べるが方向はだいたいこの辺でといいかと思う。
3つ目は、クアトロでよく見かける応用タイプだ。
豆まきで鬼退治より、クアトロで鬼に似た金目鯛を食べて退治した方がいいと考える。
恵方巻きよりも、金目鯛と一緒にワインをだまって飲む。
クアトロの父は応用タイプの節分を応援しているが、家に帰ったら豆まきをして、恵方巻きは干瓢抜きにして、方角はおおよそで食べようと思う。

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柳も春に遇えば緑に

2024年01月04日 | 個人的な話

クアトロのお正月休みも今日まで。
午前中は、お店の仕込みをして、午後は柴又の帝釈天に初詣。
クアトロの父のおみくじは、“大吉”でした。
揚柳遇春時(やなぎも、はるにあえば、みどりに)
「くろうのかいありて大いに楽を得るからなり、前の苦労を忘れず誠実に身をまもるべし」
明日からの仕事にも、活力をいただきました。

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