♪ハッピーバースデー・トゥー・ユー ハッピーバースデー・パパさん♪
昨夜、クアトロの父のもとに小さな天使が訪れた。その小さな天使は、白いバラの花束とバースデーソングを届けてくれた。だらしないほど、嬉しそうな顔のクアトロの父である。
今年の誕生日はたくさんの方々にお祝いをしてもらった。たくさんのプレゼントやお祝いのメッセージをいただいた。とても有り難いことである。自分の誕生日をブログに書いてお祝いを催促したようで実に厚かましい男である。しかし、こんなに素敵なバースデーソングまで貰えるとなると、味をしめてしまうものだ。
ウキウキとしていると、前の職場のS君がやってきた。「ソムリエ試験受かりました」と報告に来てくれた。クアトロの父に「白ワインは冷たければいいというのは間違いだ」と云われたことが、ワインに目覚めたきっかけだと云う。
S君おめでとう。そんなことを云ったことさえ忘れているクアトロの父だが、人はそれぞれに影響を与えていくものなのだなと感じるのだった。
昨夜の小さな天使も、クアトロの父に大きな感動という影響を与えてくれた。
もちろんお客様だけではなく、クアトロのシェフは、小さな本カワハギを丁寧にさばいて肝和えにしたお鮨を食べさせてくれた。シェフのお嫁さんはビーフストロガノフとパンプキン・チーズ・ケーキをご馳走してくれた。どれもとても美味しかった。
クアトロの父には、まだまだ美味しさや感動を言葉に変えるのが上手ではありません。S君はワインと料理の美味しさや感動を言葉で表現するソムリエという仕事を選んだのですね。きっと美味しいとか感動とかいうものは、そこにたどり着くまでの物語があってこそなのでしょう。その物語を表現出来るソムリエになってほしいものです。