大相撲というものは、毎日が真剣勝負でなくてはいけない。それが生業なのだからあたりまえである。「ここは、ひとつ握ってくれないか」勝ち負けをお金でやりとりするなんて有ってはならないことだ。火のない所に煙は立たないのだろうか。クアトロも毎日が真剣勝負である。ところがどうだろう。「ここは、ひとつ握ってくれないか」そんな会話が厨房から聞こえてしまった。週刊誌の記者やブロガーが聞いたら色めき立つことだろう。「イタリアンで握っていたなんて知られたら大変なことだけど、美味しいから仕方ないよな」ひそひそ話がとぎれとぎれに聞こえた。クアトロには、知られたくない秘密があるようだ。
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