オランダはスケートだけではない。
酪農王国でもある。
チーズではゴーダ・チーズが有名。
ゴーダ・チーズはオランダのセミ・ハード・タイプのチーズ。
日本に入ってくるゴーダ・チーズの表面は赤いワックスが塗られている。
４ヶ月ぐらい熟成させるのが普通のゴーダ・チーズだが、３年間熟成させたゴーダ・ゴールドスターはいかがだろう。
長期熟成により、深い味わいが楽しめる。
通常は、薄くスライスしてサンドイッチに使ったり、パンにのせて焼いたりするが、このゴーダ・ゴールドスターはじっくりとそれだけを味わいたい。
旨みが濃厚なので、旨み成分の多い日本酒と合わせると旨い。
ぜひ試してみてください。
大雪の影響で流通が乱れ、クアトロにも魚にチーズ、ワインなどの入荷が乱れていた。
やっと今日あたりから、それぞれも揃ったクアトロ。
カルパッチョの盛り合わせにチーズ取り合わせとおすすめは多いのだが、今日のディナーはご予約で満席。
明日のランチは貸切。
そこで明日のディナーにお勧めしたいチーズ。
フランス・アルザスの修道院で造られていたウォッシュ・タイプのチーズ“マンステール”。
表面を塩水で洗いながら熟成するチーズで、表皮はとても臭いのだが、中身はとてもクリーミーで濃厚な旨み。
このマンステールにクルミを合わせたチーズがクアトロに入荷している。
“ヴィニョロン・マルシェ・ノワ”と云うチーズだ。
ヴィニョロンとは、ブドウの栽培から醸造、販売まで行う人達のこと。
そのヴィニョロン達が手がけたワインのためのチーズがこのチーズ。
さて、このヴィニョロン・マルシェ・ノワにシチリアのデザート・ワイン“パッシート”を合わせてみると、これが旨い。
ぜひ試してみてください。
冬になるとカニを食べたくなるのは不思議だ。
そこで紅ズワイガニのパスタはいかがだろう。
紅ズワイガニはカニの王様と云われる松葉ガニや越前ガニなどのズワイガニよりも深いところに生息する。
その紅ズワイガニはズワイガニより値段も安く、格下に扱われるのだが、バカにしてはいけない。
この紅ズワイガニをこれでもかとたっぷりと使ったクアトロのパスタは、格別だ。
合わせるトマトクリームのソースで、紅ズワイガニの旨みが引き立ち、とてもリッチな味わい。
ありがたく食べる価格の高いズワイガニも良いが、価格の安い分、紅ズワイガニをたっぷりと使ってパスタにすると豪快に旨い。
数に限りがありますが、紅ズワイガニたっぷりのパスタはいかがでしょう。
※紅ズワイガニのトマトクリーム ￥１３００
食事の締めくくりには甘い物が欲しい。
完熟のイチゴも良いが、ちょっと大人の雰囲気にはデザートワインがおしゃれ。
そこでクアトロはイタリア・シチリア産パッシートをお勧め。
パッシートは完熟のブドウを陰干しにして糖度をさらに上げたものから作るデサートワイン。
シチリアのワイナリーの中でも特別に評価の高いカンティーネ・コローシのパッシート。
その味わいは、完熟のフルーツの果実味ととてもフレッシュな酸にさらりとした上品な甘み。
クアトロのディナーの締めくくりにいかがでしょう。
トンネルを抜けてイチゴを買いに出かけたクアトロの父。
飽きもせずにいつものイチゴ園のイチゴ。
スーパーで買えるイチゴとそうは変わりはないのだろうが、それよりはちょっと美味しい。
そのちょっとの違いが特別に思える。
クアトロの孫もここのイチゴ園のイチゴが大好きだ。
クアトロのスパゲッティもきっと同じ。
よそのお店のスパゲッティよりもちょっと美味しいと思う。
そのちょっとの違いが大事。
ちょっと他より美味しいクアトロのイチゴ・パフェ、明日から発売。
