ドアの向こう

日々のメモ書き 

亀鳴く

2009-03-31 | こころ模様

   

  
    川越カワコシのをちの田中の夕闇に 何ぞときけば亀のなくなり   藤原為家

 亀は、実際には 鳴かないといわれるけれど 
 亀鳴く…  為家の歌から典拠された春の季語だそうだ。 (をち…彼方、遠方)
            

       亀鳴くや柱ラムプの照返し       万太郎


  毎日伺っていたblogが閉じられて、 何よりも  寂しい。

   教えて頂くことばかりでした。  
  いつも豊かで深い内容の 楽しいコメントをいただきました。
  にわかに 格調高くなるのも 大きな喜び、 励みになりました。
        
       亀鳴くや独りとなれば意地も抜け   真砂女
    
   恐れ多くも 同士を失うようで どっと力が抜けます。
      
          亀は やはり泣くのだろう…

                   -☆-

 
 
    いよいよ片づけに着手。 
     開けたことのない茶箱、 母の箪笥など

     見覚えのある着物が 沢山でてくる 
    子育てのすんだ母が 自ら自分に与えていた褒美
      それでよかった と思う

        着物を着なくなって久しい。 
            これらの始末を どうしようか

     やーめた  気分転換に 一枚描いた    水彩4F      

        裏返る亀思ふべし鳴けるなり     桂郎

    片づけもはかどらなくて  もがいても 妙案は浮かばない 
    苦手な片付けが、 いつも頭に懸かっている  泣きたいくらいだ
      母を片づけることとは 違うのだけれど…

 

コメント (2)
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