ドアの向こう

日々のメモ書き 

さより

2010-11-01 | アートな時間

       

         小磯良平   (魚)さより 

  好きな絵だ。 魚なのに小磯のさよりは、 けっして生臭くない。 
  細くて銀色  美しい魚。   長い下あご 口の紅。

  さよりをうたう詩もある   

  サヨリはうすい サヨリはほそい 銀の魚サヨリ きらりと光れ
  月夜の川へ 誰々出てる 小波サザナミ小波コナミ ちらりと光れ
  サヨリのうちは 真水か潮シオか 冷たいサヨリ 水の玉吐けよ
  サヨリはうすい サヨリは細い 銀の魚サヨリ お姉さまに似てる

        -六つの子供の歌より- 「さより」
            作詞 北原白秋、 作曲 團伊玖磨

  

  けれどサヨリは 腹黒いそうだ
     捌いてみればすぐにわかる

  漢字で書くと 針魚  細魚。 
    一字では 鱵 … 魚偏に箴。 
   箴 シンは「針」  「いましめる」の意味もある
    蛙の腹が黒くなってはいけません

           -☆-

   木枯や目刺にのこる海のいろ   龍之介

  魚はみんな海の色を残している。
  きょうから11月  ほんとうに早い。 そして
        
  11月1日 わんわん ワン! で  犬の日だよ

 

 

  
 

コメント (2)
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