ポカポカ陽気の午後、 夢まつりの写真をとどけてきた。
写真一枚がタウン誌「武州路」に掲載される。 毎月K先生のエッセイに寄り添うのだ。 うれしいことに ときどき反響もあるらしい。
先日より色濃くなったメタセコイアの枯葉が、 ゆっくり流されていた。 夕方の沼に仲間の釣果をたたえるグループがいて
「ヒラメを釣ったって それはすごいや… 」
うしろの方から聞こえている。 みれば、 祝言に囲まれる初老さんがニコニコと誇らしげだ。
沼にヒラメ? よくわからない
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県立美術館の大きなモミジバフウ
小春日や鞄の蓋をあけて干す 秋を
長く使わずにいたショルダーバッグが黴びて、 ポケットの中まで湿っぽい。 荷物が多くなった今は プレゼントのおしゃれなブランド品には納まらなくなった。 老眼鏡にカメラ、 携帯電話、 文庫本、 手帳、 防寒用のスカーフや手袋・・・ 小さなタオルやハンカチ。 カードのために妙にふくらんだ財布、 これでも化粧品や手鏡。 家の鍵、 もらい物のティッシュ…
ハンドバッグの中味は雑然として秘密だらけ。 整理したつもりでも、 出先ではなぜかごちゃごちゃして、 かならずゴソゴソ探している。
印鑑、 持ってきたはずですけど…
猛暑の夏に、 ハンカチが一枚もはいっていないこともあった。 知らない町で汗を拭いながらスーパーを探した。
かと思えば きょうは底のほうから二枚もでてきた。