旅と絵本とデザインと 堀内誠一
うらわ美術館で 6月26日(日)まで
石井桃子宛 アエログラム 地中海 リヴィエラ 1980年
・アート・ディレクター 「平凡パンチ」「アンアン」「ブルータス」など1970~80年代のヴィジュアル雑誌の黄金時代を築いた。 (彼の斬新なデザインは、 常に第一線を走っている)
・すぐれた絵本作家 手がけた本は100冊余り
(とくに 『たろうのおでかけ』はなつかしい。 洗濯に耐えるクレヨンで息子のTシャツに描いたり、 ランニングはカラフルに染めて、 トンボや車など描いて着せた)
・世界を飛びまわる旅人
絵入りアエログラム ( 生きる喜び にあふれ、 とても魅力的、 愉しい)
手描きの観光マップ (ビックリするほど 細かい、 几帳面。
ヴェネツィア パリの名所絵地図など、 圧巻です)
・さいたま市ゆかりの児童文学者、石井桃子、 瀬田貞二との交流を示す資料など。
すばやい絵があこがれ… のとおり どれも モダン 軽快さが目立つ。
絵は 筆のスピードに惹かれる。
航空書簡も格別 谷川俊太郎宛 渋澤龍彦宛 安野光雅宛 石井桃子宛
展示多く、 1時間かけても足りないくらい。 もういちど じっくり見たい。