山の辺の道は日本最古の道
鄙びた風情も 木立の湿った匂いもなつかしい
とうとう来ました長岳寺 大門のまえ、 大きなしめ縄が目をひく
長岳寺は天長元年(824)淳和天皇の勅願により弘法大師が大和神社の神宮寺として創建された古刹。
我が国最古の鐘楼門 重要文化財
白萩が咲いている。 湧き水の流れる音。
境内の坂を登れば 緑したたる長岳寺へんろ道 (八十八ヶ所道)。 祠のお地蔵さんが待っている。
12,000坪の広くて静かな境内に四季折々の花… 写真集で拝見している。 庫裏の背後から酔芙蓉がのぞいた。
旧地蔵院 (重文)↓ 今は庫裏として使われている。 書院造り
まず玄関の透かしの部分に惹かれた。 前と横の模様が違う。 破風の下の部分、 なまえが解らない。
あがって文化財を拝観、 室町時代の庭園や襖絵なども、よく慣れた猫ちゃんが案内した。
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長岳寺は崇神天皇陵に出かけているのですから、お参りしたはずですが記憶が定かではありません。
かなり上に登った所にある鐘楼で、1つだけ願いを叶えてくださるという鐘を神妙に撞いたことだけを憶えていますが、それが長岳寺だったかどうか。
何をお願いしたかも忘れていますので。
こんな立派なお寺さんではなかったと思います。あきつの群れ飛ぶ秋の遍路道、清浄の世界に遊ぶ至福の時間は、いつまでも思い出の中に生きることでしょう。
「1つだけ願いを叶えて…」私は行く先々でお願いをしてきましたので、何を頼んだか、ごちゃごちゃになりました。
長岳寺境内に八十八ヶ所の祠があり、遍路体験ができるのでしょうね。次回は巡ってきます。 「あきつの群れ飛ぶ秋の遍路道、清浄の世界に遊ぶ至福の時間…」ありがとうございます。 忘れません。