諏訪大社の御柱祭は本日上社の山出しで開幕です
御柱祭は数えで7年(満6年)毎に式年造営を目的として行われ1000年以上続いている
神社の御本殿をはじめ その他の社殿を新しく造り替える神事です
諏訪盆地には諏訪湖を挟んで南北に諏訪上社・下社がありますが
上社は上社本宮と前宮 下社は春宮・秋宮があり合計4社殿の造営が行われる事になります
まずは上社本殿と前宮の御柱 モミの大木(神木)計8本が3月11日に蓼科山国有林で
すでに伐採されていますので今日は綱置き場から安国寺の御柱屋敷までの間
急斜面や川を渡り300メートル間隔で氏子による曳行が行われています
何と言っても見せ場は急斜面を一気に曳行する勇壮この上ない場面で
今年から安全を期して観覧席が設けられました
朝から降っていた雨も午後には止んで お祭りムードが高まって来ています
下社の春宮・秋宮の神木曳行は一週間遅れで行われます
五月の連休に神木は御柱屋敷から里曳きで神社に運ばれ
氏子の見守る中 境内に建てられた御柱は神として崇められます
大社の御柱祭がすべて終わりますと今度は各地域にある分社の小宮祭が次々行われ
諏訪地方は今年いっぱい祭り一色となります
御柱祭の詳しい解説は御柱祭情報で是非ご覧くださいネ
里ではやっと梅がほころび始めています