サラダ街道の桃園では現在 サクラよりは色が濃いピンクの桃花が満開しています
俗世間を離れた別天地の事を桃源郷と称していますが
確かに桃の花が広範囲に一面に咲いている様子は この世のものとは思えない美しい光景です
あの孫悟空が三蔵法師のお伴をする以前は天界の桃園の守番をしていたと
西遊記には記されているそうですが
３６００本もの木が植えられている天界の桃園は まさに桃源郷の名にふさわしく
さぞこの上なく美しかったであろうと容易に想像できます
桃園の前列の1200本は3000年に一度実をつけ それを食せば仙人になり
真ん中の1200本は6000年に一度実をつけ それを食せば不老不死になり
一番奥の1200本は9000年に一度実をつけ それを食せば 未来永久に生き続けられる
(西遊記より）
孫悟空はこの桃・蟠桃を盗み食いし不老不死の肉体を手に入れ三蔵法師のお伴をしたのだそうです
伝説の不老不死の桃・蟠桃（バントウ） の花も今が満開です
花は一見普通の桃の花と何ら変わりありませんが 夏の終わりに鈴なりするモモは
お馴染みの丸い桃形ではなく 平べったい座布団の様な形をしてます
別名アンパン桃・坐禅座布団モモ等と愛唱されていますが
今年は花の時期を狙って しっかりと蟠桃の花の撮影に成功しました
サラダ街道では 普通に見かける丸い桃ほど沢山栽培されてはいませんが
運が良ければ 夏の終わりにサラダ街道の道の駅やＪＡで手に入れる事が出来ますヨ
