入口近くにある徽軫灯籠(ことじ)は兼六園のシンボル
永平寺~東尋坊~芦原温泉~金沢 のお決まりのコースで金沢入りしました
まずは金沢のシンボル兼六園へ・・・
金沢の兼六園は歴代の加賀藩主によって 少しずつ手を加えられて
現代に残されている庭ですが 6つの優れた景観を兼ね備えていることから
奥州白河藩主・松平定信によって「兼六園」と命名されたそうです
「優れた庭園にするために兼ねられないものが6つあり
広々(宏大)とした様子を表現しようとすると、静かで奥深い風情(幽邃)が少なくなってしまう。
人工的なもの(人力)が勝っていれば、古びた趣き(蒼古)が少なくなる。
水の流れ(水泉)を多くすると遠くを眺めること(眺望)ができない。
これ等すべてを兼ね備えているのは湖園だけである。」と絶賛されたそうです
つまり兼六園は、「宏大、幽邃、人力、蒼古、水泉、眺望」の6つの条件を
すべて兼ね備えた 素晴らしいものであるとの意味が込められているのだそうです
霞ケ池の内橋亭(食事処)
雁が列をなして飛んでいく様子を表現して居る石橋・雁行橋
舟之御亭
時雨亭御庭(お庭を眺めながら抹茶を頂きました)
自然の水圧を利用した日本最古の噴水
瓢箪のような形をしていることが名前の由来になっている瓢(ひさご)池
兼六園の向かい側・金沢城公園石川門
石川門をくぐると五十間長屋が見えます
金沢城公園の新しいシンボルとして古絵図や古文書をもとに忠実に復元され
北陸新幹線開通と同時に一般公開されたそうです
以前、私が訪ねた時には金沢大学キャンパスでした
大学キャンパス移動後に着手、平成13年7月に完成されたばかりです
五十間長屋(ごじゅっかんながや)
菱櫓と橋詰門続櫓を結ぶ多門櫓(たもんやぐら)
武器等を保管する倉庫として使用されていたのに加え
非常時には城壁の役目も兼ね備えていたそうです
玉泉院丸庭園
前田利長の死後 その正室であった永姫がこの場所に屋敷を構え たことから
この場所を玉泉院丸と呼ぶ様になったそうです
北陸新幹線開通に合わせて敷地内は整備されて一般公開されています
歴史ある古都は交通の便が良くなって 連日多くの人々で賑わって居ます