諏訪湖畔のカリン並木には結実したばかりの沢山のマルメロの実が見られます。
湖畔の通称カリンは殆どが『マルメロ』と呼ばれている品種で、
諏訪市の「市木」として親しまれています。
結実したばかりのマルメロの実の大きさは赤ちゃんの握りこぶし位ですが
やがて実には袋がかけられて晩秋の収穫時期まで袋の中で生育し
リンゴほどの大きさに育ちます。
成熟した果実は良い香りがしますが、果実は固くて渋く、そのままでは食べられません。
当地では砂糖漬けやジャムに加工されています。
収穫したカリン『マルメロ』はカリン祭りや諏訪湖一周マラソンに参加した人々への
ご褒美として配布されたりしています。
カリン『マルメロ』並木は5月の初旬、リンゴによく似た花を一斉に咲かせます。