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夏が終わりを告げる頃、いたるところにアレチウリが繁茂して
既存の植物を覆い隠している様子が見られます。
河川沿いのニセアカシアの幼木全体をアレチウリが覆い尽しています。
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アレチウリは日本の侵略的外来種ワースト100で
諏訪湖に流入している河川沿いでも、ご多分に漏れずアレチウリが大繁茂して
既にトゲトゲの小さな実が見られます。
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アレチウリは雌雄同株ですが、観察してみると
オバナは花柄が少し長めで、メバナより少し早咲きで単独で咲き
メバナは薬玉状に集まって咲いて居るので、雄花と雌花の違いが直ぐに判断出来ます。
また、薬玉状のメバナを横から見ると花のすぐ下に子房が見られます。
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単独で咲いて居るアレチウリのオバナ。
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中心部分にメバナの蕾群が見られる。
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アレチウリのメバナ群
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河岸は強風が吹き抜けるので、他の植物に巻きついている蔓も半端ではありません。
吹き飛ばされない様にしっかりメバナをガードしています。
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蔓が絡まれたアキノノゲシは花が上に伸びられません。
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コセンダングサ(キク科)すぐ傍にアレチウリの葉が見えています。
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ショクヨウカヤツリ(カヤツリグサ科)
まもなく、全体を覆いつくされるでしょう。
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草刈の作業員さんの配慮で除草をのがれたミソハギ。
周辺のアレチウリは除草されていました。
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オニタビラコの茎がアレチウリの蔓に絡まれて、
花の上部は上に伸びられず、舗道に倒されています。
川沿いを歩けばアレチウリの荒行は枚挙に暇が在りません。
アレチウリは蔓にも茎にも細かい棘が密生しており、
草刈の作業員の方々も苦戦しておられました。
広範囲に繁茂したアレチウリは、廃絶が難しい植物だと実感します。
ミソハギが綺麗、残してくださったのですね。
アレチウリは名前も知りませんでした。多分見かけたこともないように思います。
この植物は、長いつるに棘、そして大きな葉で広い範囲を覆い尽くすという強力な武器を
備えているようですね。ネットで調べても「駆除に協力して」という自治体が多いようですが、
樹木に直接からみついたものを駆除するのは容易ではなさそうです。
一時大繁殖したセイタカアワダチソウよりも厄介ですね。
こんばんは。
先日諏訪湖に行った時、アレチウリの多さに驚きました。釜口水門までは、あれでまだ少なめだったのかと思っています。
ガガイモまでたくさん生えていました。
それと湖水のヒシの大群落にも驚きました。
舟が出せるのか心配になるほど繁茂していますね!
ran1005 さん、こんばんは。
毛むくじゃらの アレチウリ。
触っても痛くないと思うけど、
やっぱり、触れない。
コセンダングサ、
実が出来ると、近づけない。
食用ガヤツリ?、
まさか根が食べられるとは
知りませんでした。
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最近私も猛威を振るうクズの投稿を何度かしましたが、アレチウリはその上をいきますね!
幸い地元にはそこまで繁茂している場所はありませんが、クズが頑張ってるからでしょうか・・・
棘がある分、さらに厄介ですね!
こういうツルの大群生をみるたび、食料とかバイオ燃料とかになったらいいのにと思います。
だれか研究してくれればいいのに。
アレチウリという名前の植物を始めて知りました。
名前だけ聞くと瓜・・・食べられるのかな?何て思いましたが、とんでもない植物なんですね。
やはり一番に多いのはくずとエノコログサです
ソロソロ道路は草刈をしてくれているので
あまり草はありません
ミソハギを残してくださる気持ちがうれしいですね
最近良く目にするようになりました
どんどん勢力圏広げている感じですね
繁殖力旺盛野植物
困りものですよね
写真を拝見すれば、トゲトゲの小さな実も花も可愛らしいですねぇ〜
なのに、この繁殖力! 本当に厄介者の植物です。
我が地区では年に2回だけですが「アレチウリ除去作業」があり、
総出で除去をしています。それでもなかなか絶滅には至りません。
オオキンケイギクは、ほとんど見かけなくなりましたけどね・・・
名前はよく見聞きしますが、マイリストにはないんです。
遭遇しないのはフシギです。
しかし、すさまじい勢いですね~( ゚Д゚)、
調整は必要でしょうが、いつものことながら、
こういう子好きです♪
地球規模で起きている環境破壊による災害に、
立ち向かっていると感じています!
低気圧の規模が大きくなると、大地への圧力変化によって、
地殻すら影響を受けると知りました。
地震や火山活動にまでなんてオソロシイです。