2カ月前に「お花見会」を企画していたシニア仲間15名。やきもきしていましたが昨日、大阪にもやっと桜の開花宣言がありました(トップ写真は朝のお散歩で撮った近所の公園の桜です)。残念ながら、お店「カ クチーナ ケ インカント」がある西宮・夙川界隈は開花宣言には至らなかったのですが、みんなでワイワイガヤガヤ、美味しいイタリア料理と音楽を楽しみました。最後は、開門神事と福男選びで知られる西宮神社をお参りして散会しました。
ところで、2月から続いている右足の痺れと痛み。歩いていると急に痺れや痛みが襲い、しばらく休むと治まり、再び歩き出してしばらくするとまた疼き出す。そんな症状に悩まされてきましたが、春の訪れとともに回復の兆しが見え始め、数日前からは朝のお散歩を再開しています。往復4キロの道のりをステッキなしで歩き通すことができるまでになりました。 振り返ってみると、昨年秋に膠原病のひとつリューマチ性多発筋痛症と診断され、ステロイドの服用で一時劇的な改善が見られたものの、その後、右足に集中して痺れと痛みがひどくなったので、神経内科の先生の紹介で整形外科でも診てもらいました。腰部のレントゲン検査の結果、脊髄の位置にわずかに異常が確認され、それが坐骨神経を悪戯しているようでした。以後、疼痛治療剤プレガバリンを服用しますが、効く気配は全くなし(-_-;)。
先生は「脊髄の手術をする方法もないではないが、もうしばらく様子をみよう」というスタンスです。あまりの辛さに、右足にサポーターを着けてみたり、「せんねん灸」に頼ってみたり、入浴剤を工夫してみたり、ネットで最もらしい効能を謳う薬を取り寄せてみたり、果てはお寺に鎮座する賓頭盧尊師にお願いをしてみたり(笑)。
いろいろ考えた末、その場凌ぎの対症療法ではなく、脊髄のわずかなズレを鍛え直すべきと思い立ちました。まずは腰にサポーターベルトを着装して姿勢を正し、整形外科の先生からいただいていた腰痛体操パンフレットを取り出してやり始めました。すると不思議なことに、日に日に痺れや痛みの頻度が減り、最近ではほとんど感じなくなってきました。
右足がずいぶん楽になってきたので、春の陽気に誘われて花壇のお手入れを始めました。例年なら寒い冬の間に土を掘り起こし寒肥を施すのですが、今年はそれも適わず今頃になってしまいました。土を掘り起こし、そこに石灰や自家製の腐葉土を入れ、さらに元肥を施して花の苗を植える準備をしました。
お彼岸を迎えると、待ってましたとばかり毎日のように出かけました。まずは田舎の菩提寺の総本山・知恩院にお参りしました。ステッキ片手に四条通りから八坂神社、円山公園を経て知恩院をめざします。この日は馴染のレストランで久しぶりに生ビール小ジョッキー1杯とグラスワイン1杯をいただき、ほっとひと息つきました。もちろんその後はノンアルコールビールで辛抱の毎日です(笑)。 翌日は、義理の両親と妹が眠る大阪のお寺にお参りしました。一心寺では、ただいま育てているジャカランダの苗木の親木を見てきましたが、枝先には未だたくさんの実(種)がぶら下がっていました。数年前そのひとつを拾って種から育てています。この日は四天王寺の弘法市にも立ち寄りました。
その翌々日には宝塚の清荒神清澄寺(通称荒神さん)にお参りしました。我が家では火の神、台所の神として奉っている関係上、毎年一度はお参りしていますが、今年はずいぶん遅くなってしまいました。大日如来、不動明王、弘法大師が祀られている本堂横に鎮座する賓頭盧さんにも御礼を言っておきました(笑)。
以上の次第で何とも慌ただしい日々を過ごしていますが、そんなある日、近所に暮らす孫次男君がやってきました。この春、小学校をめでたく卒業し、来月中学生になります。小学生の間はスマホは持たせないという娘の子育て方針のため、やっとiPhoneスマホを手にすることができたようで、そのお披露目でした。最近は小学生もスマホは必需品のようなので、よく辛抱しました。さっそくお爺さんお婆さんともLINEの交換をしましたが、数日後LINEが届きました。贈った進学祝で買ったという新品のスニーカーの写真が添えてありました。来月ピアノの発表会を控える孫次男君、中学生になったら吹奏楽部に入ると言っています。さあ、彼にはどんな未来が待っているのでしょう。
・・・・・本来ならちょうど今頃の時季、北フランスを旅行していたはずですが、右足が不調のため直前になってキャンセルしていました。春を迎えて右足の具合もだんだんよくなってきたことに気を良くして、5月下旬にフランスに出かけることにしました。なんともお気軽な老夫婦ではあります。