台風一過。久しぶりにお不動さんまで朝のお散歩に行ってきました。すると、着飾った子どもたちの姿がちらほら。そうです。七五三のお祝いです。微笑ましい光景があちらこちらに見えました。
散歩を終えて家に帰ってくると、庭の生垣から微かに金木犀の香りが漂ってきます。例年に比べて今年は少し開花が遅かったように思いますが、この香りを嗅ぐと秋の深まりを感じます。
その片隅ではアケビも色づき始めました。そろそろ食べ頃かもしれません。孫君いわく「こんなの食べれるの?」と。確かにそうです。果実は独特の甘い風味がありますが、種が多いのです。それでも子どもの頃を思い出しながら秋を味わいます。
そんなある日、家内が面白いことを話してくれました。12歳の誕生日が数日後に迫った孫長男君に、家内が「お誕生日のプレゼントは今回が最後。中学生になったらあげないよ。最後のプレゼントは何がいい?」と尋ねました。すると孫長男君、照れ笑いしながら「お気持ちだけで結構です」と答えたのだとか。笑ってしまいました。
そういえば最近、家族で一緒に会食したときも「ごちそうさまでした」と言っていました。孫たちも少しずつ大人の仲間入りをしつつあるのかもしれません。ついこの間まで、怪獣の玩具に興じていたのに。身長も160センチに迫る勢いです。そんなわけで、「お気持ち」は当分続くかもしれません(笑)。
話は変わりますが、Amazonで電子書籍を購入したことは前回お話しましたが、久しぶりにタブレットを片手に読み始めてみると、意外に便利なのに気づきます。まずは、文字の大きさを自由に変えられること。最近、視力が落ちてきたのか小さな文字が読みにくかったのですが、自由自在に文字の大きさを変えることができます。もうひとつは、大事な箇所にマーカーを塗ることができること。そして三つ目は、どの程度読み進んでいるのかがひと目で分かること。紙の書籍だと読み進んだページの厚みでなんとなく分かりますが、電子書籍では全体の何割を読んだかを数字で表示してくれます。こんな具合で、ここ数日は電子書籍にはまっております。
読書の秋。日々秋が深まっていくのを実感します。そろそろ次の「歩き遍路」を企画しなければなりません。しかし、どうも日程が立てにくく、現在12月の初旬を照準に計画中です。
次回も1泊2日しか取れそうにないのに、愛媛県伊予三島の三角寺と香川県観音寺の雲辺寺の2カ寺をどう廻ろうかと思案中。今回は高速バスのほか新幹線と特急を使う方法も併せて検討中です。しばらくは、地図と時刻表を睨めっこすることになりそうです。