NPOのFacebookを操作していて何気なくFacebook Watch(フェイスブックウォッチ)を見ていて、カロリーナ・プロツェンコという女の子の路上でのヴァイオリン演奏に目が留まりました。Wikipediaで調べてみると、ウクライナ・キーウの生まれで、「6歳のときに家族と共にカリフォルニア州へ移住した。そこで彼女はヴァイオリンのレッスンを受け始め、2017年の頃からサンタモニカのサードストリートプロムナードで路上ライブを始めた。3つの YouTube チャンネル、Facebook、Instagram にパフォーマンスの映像を投稿したところ、瞬く間に評判となり、2年間で50以上の国に数百万のフォロワーを獲得した」と紹介されていました。
THIS IS SO ROMANTIC - Even The Dog Stopped To Listen | Can't Help Falling In Love - Elvis Presley
路上ライブ、ストリートライブ。海外旅行に出かけると時々見かけますが、大道芸のひとつでもあります。未だあどけなさが残る若い女性が全身を使ってヴァイオリンを弾きながら自分の心を表現している。ついつい最後まで見てしまいました。彼女だけではなく、彼女の演奏を楽しんでいる街の人々の表情もなんとなくほっこりしています。映像に写っているおじさんのように、私も同じように聴いていたかもしれません。
若いって本当に良いですね。あれもしたいこれもしたい。いろんなことに挑戦したい。夢が広がります。なによりも、そのわくわく感がたまりません。70を過ぎた私も、日々そんな思いで過ごしてはいますが、60年先を見据えることができる若者と、せいぜい20年前後しか見通せない我々の世代とは、「生」に対する可能性がずいぶん違うような気がします。
ここ数日、パソコンと睨めっこでNPOの仕事をこなしています。パンフレットの作成、ホームページの作成、FacebookにTwitter。歳と共に緊張感(集中力)が維持できず、ひとつひとつの仕事のスピードはびっくりするぐらいです。シニア対象の教養講座ですが、受ける側も高齢化、講座を支える側も高齢化。外部委託するほどの資金力もありません。さあてどうしたものか.....。それでも皆さまのご期待に沿えるように楽しくはやっています。
そうそう。画面に映るストリートの風景。あれっ?あの街路樹ってジャカランダの樹ではないかと思ったり......。我が家のジャカランダの苗は、その後少しだけ大きな鉢に植え替えましたが、暑さにもめげず元気に育っています。
そうこうするうちに7月も半ば。早いですね。72歳のお誕生日を迎える前には、もうひと山お仕事が待っていますが、うまく息抜きをしながら暑い夏を乗り越えたいと思っています。明日は久しぶりに山本能楽堂の「能活」講座を受けてきます。