心の風景

晴耕雨読を夢見る初老の雑記帳

孫のお宮参り

2008-12-01 00:23:31 | Weblog
 さて、今朝がた、東京のホテルでブログの更新をしたあと、新宿発の松本行き特急「あすざ」に乗って、山梨は甲府に出かけました。 中央線に乗ったのは、今回が初めてでした。少し経つと「荻窪」という駅に到着しました。荻窪の地は、70数年前、両親が結婚して初めて居を構えたところです。もちろん、昭和の初期のお話です。私は、セピア色の古いアルバムでしか当時を知りません。 そのうち、遠くに冨士山が見えました。山頂は雪で真っ白く輝いて見えます。紅葉に染まる山々を眺めていると、いつの間にか葡萄畑が見えてきます。1時間45分で甲府に到着です。駅では、長男君がニコニコして待っていました。さっそく彼の家に案内をしてもらいました。お嫁さんのご両親とも合流し、いよいよ写真では何度も見た、孫にご対面です。えぇと、お祖父さん馬鹿と言いましょうか、可愛い女の子でありました。 
お宮参りは、長男君のお勧めで、武田信玄を御祭神として祀る「武田神社」で行いました。実は、我が家の古い先祖は、甲府からもう少し先の諏訪の出身との言い伝えがあります。彼には何か思うところがあるのでしょう。とにかく全員で、幼い赤ん坊の行く末を拝んだものです。 ところで、彼の家のリビングからは、遠くに八ヶ岳の真白い山頂を望むことができます。それは素晴らしい景色でした。周囲の山々の紅葉も手に取るように見えます。贅沢な環境です。実は、彼は1年前までは南国は鹿児島に3年間いました。篤姫の里です。私も、何回か足を運びましたが。鹿児島も素晴らしい街でした。お酒もうまかった。どうも地方都市には、人のぬくもりと、何かしら透明感のようなものがあるように思えてなりません。私たちが忘れかけている何かがありそうな気がします。 無事、お宮参りを済ませると、午後4時に甲府を出発、中央線で八王子まで行き、こんどは横浜線に乗り換え新横浜で新幹線に飛び乗りました。こんな次第で、きょうの日曜日は、12時間に及ぶ空間移動をいたしました。それは、場所の移動だけでなく、歴史の重みという時間軸の移動でもありました。....明日は、また仕事で広島に出かけます。
コメント    この記事についてブログを書く
« ホテルからのブログ更新 | トップ | 気楽な土曜の夜(^^♪ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿