「早稲田松竹」はいわゆる「名画座」「二番館」、過去の名作や封切館で公開を終えた作品を格安に上映する映画館です。
私が高校生、大学生の頃は、新宿や渋谷にもこの手の映画館がたくさんあったのですが、今は都内では数えるほどになってしまいました。わざわざ映画館まで行かなくとも、昔の映画を観る手段はいろいろありますもんね。
そんな「早稲田松竹」で昨年12月に封切りされた「月の満ち欠け」が上映されました。
一 . . . 本文を読む
早いもので、今年ももう1月が終わってしまいました。
さて、1月は16冊、2023年の読書、まずまずの滑り出しです。
まずは、ここ1年くらいに発刊された新しめの単行本を3冊。
◆スタッフロール(深緑 野分)
深緑さんって、第二次世界大戦ネタが多い印象があったのですが、こういうのも書かれるんですね。私はアニメヲタ、怪獣ヲタなので、興味深いテーマのお仕事小説と読ませていただきました。
◆オオルリ流星 . . . 本文を読む
江戸時代から明治時代にかけて、下谷万年町(現・台東区東上野四丁目の一部及び北上野一丁目の一部)、芝新網町(現・港区浜松町二丁目の一部)、四谷鮫河橋(現・新宿区南元町及び若葉二,三丁目)が三大貧民窟と呼ばれていたそうです。
その後関東大震災や大東亜戦争で東京の様相は一変し、もちろん現在はいずれの地域でもその頃の面影は全くありません。
四谷鮫河橋はその中でも最大のもので、明治20年で1370戸の細 . . . 本文を読む
台湾って、防疫の水際管理が厳しく、昨年10月までは入国後7日間の隔離が義務付けられていて、我々もバレー部の海外遠征はほぼ実施を諦めていました。
昨年10月に規制緩和があって、急遽遠征が可能になったわけですが、それでも入国後は隔日で抗原検査をすることが条件になっており、「もしそれで陽性者を出してしまったら、、、」とコロナリスクに緊張しながらの遠征出発でした。
ところが、台湾の空港で配布されるはずの . . . 本文を読む
日本文化というと大げさですが、、、
ちょうど我々が遠征中の1月13日に、台湾でも「THE FIRST SULM DANK」が封切りになってました。
若者の街「西門」のビル一面の大広告。これ以外にも地下鉄の駅だとか、街のいたるところに「スラムダンク」があふれていました。
日本でも12月に封切られ、かなり話題になりましたが、これ、20年以上も前に連載が終了した漫画なんですよね。
当然私は観ましたが、現 . . . 本文を読む
基本的に学生とのリーズナブル団体旅行なので、毎日美味しいディナーという訳にはいきませんでした。
2日目に行った小籠包のお店(コースメニューで550元=2500円くらい)はなかなかに美味しかった。
自由行動日に自分の子供よりさらに若い若者5名と街を食べ歩きました。
若者の街、西門ではかき氷と麺とルーローハン。
アメ横みたいなところの屋台で、
フランクフルトははちみつと香辛料がぬってあ . . . 本文を読む
交流相手の国立台湾大学ですが、日本でいえば東京大学、賢い大学です。
日本統治時代の台北帝国大学が発祥で、当時の建物が資料館として残っていました。
七帝大(現在の東京大学、京都大学、大阪大学、名古屋大学、北海道大学、東北大学、九州大学)に、京城帝国大学(現在のソウル大学)と当学を加えて、戦前は九帝国大と言われていました。
植民地に国立大学を作る国なんて、日本くらいだったんじゃないでしょうか。
資料 . . . 本文を読む
1月11日-15日、台湾に行ってきました。
目的は単なる観光ではなくて、母校の大学のバレー部の台湾遠征の帯同でした。
母校のバレー部の創設は戦前、関東にまだバレー部のある大学が10校しかなかった頃の話です。
10校とは、東京六大学に日大、中大、筑波大、それに我が母校の一橋大学。
私が現役のころから、中大をはじめとするいわゆるセレクションを行っていた大学は前日本選手も排出してましたので、一緒に名前 . . . 本文を読む
高校時代からの習慣で、明治神宮へ初詣に行き、御神籤を引いています。
明治神宮の御神籤は、吉凶占いではなく、明治天皇・昭憲皇太后碁聖の和歌、これを毎年座右の銘とすべく見えるところに貼っています。
さて、今年の和歌は、
「人はただすなおならなむ呉竹の 世にたちこえむふじはなくとも」
人は何よりも第一に、素直でありたいものです。
あの竹の節のように、困難に耐える節はなくとも。
どのように才能にあふ . . . 本文を読む
22年の締めくくりといきたかったのですが、12月も低調で、9冊でした。
◆リボルバー(原田マハ)
原田さんお得意の美術ネタ。ゴッホネタは「たゆたえども沈まず」に続いて2冊目。
評判の高かった「楽園のカンヴァス」風のミステリー仕立て。ゴッホ、ゴーギャンはあまり詳しくないので、ググって絵を観ながら、フィクションとして楽しく読ませていただきました。
◆捜査線上の夕映え(有栖川有栖)
毎年恒例、有栖川 . . . 本文を読む
11月も8冊と低調、今年の「新潮文庫の100冊」を全部読んだので、今は「カドブン」読了に挑戦中、今月4冊読んで残り26冊まできました。
◆悪文 伝わる文章の作法 (岩淵 悦太郎)
悪文の例があまりに悪文過ぎて読むのにとっても苦労しました。50年くらい前の本?この本で誤用とされているものが今は定着していたり、解説に「この使い方はバタ臭い」とかあって、えっ、言葉遣いがバタ臭いって言う?なんて思った . . . 本文を読む
規定通り7日間仕事を休んで自宅に籠城しました。
微熱(37度台)、のどの痛み、鼻づまりは3日ほどで解消したのですが、咳がなかなか切れない。回復した今も咳は少し残ってます。
それを除けば、まあ、普通の風邪ですね、インフルエンザほどにはきつくない。これがワクチンの成果かのか、自分の体力なのかはわかりませんけど。
すごいのは感染力ですね。我が家は妻と娘とは生活の時間帯が合わずほとんど別行動、一緒に食事し . . . 本文を読む
10月も相変わらず低調で8冊のみ、昔は月20冊ペースで読んでたんだけど。。。
◆腹を割ったら血が出るだけさ(住野よる)
他の人から愛されたくて自分を偽って生きている、そんな自分がたまらなく嫌いだけどそうせずにはいられない女子高生・糸林茜寧が素のままに生きている女装癖の青年・宇川逢に出会い、自分を取り戻そうとあがく。他にもアイドルグループ・インパチェンスのメンバーとか、皆自分を偽って周囲の評価を気 . . . 本文を読む
やっちまった!
今まで結果オーライで回避していたコロナですが、ついに陽性反応をいただいてしまいました。
感染経緯は概ね以下の通りです。
10月29日(土):ジムでハード目のトレーニング、いつもより疲労感あり。就寝時に軽い咳
10月30日(日):朝11時にワクチン5回目の予約、体温が平熱よりやや高めだったのと、少し咳が出たのでキャンしようか迷ったが、接種前の問診で体温36.4度、問題なしとなりワク . . . 本文を読む
惜しかったー。
世界バレー準々決勝、生放送開始は深夜2時45分、出張先の前橋市のホテルで、いったん寝てから起きて応援、見終わったらまた寝ようと思っていたのですが、フルセットの激戦となったため試合終了が午前5時20分!おかげで寝不足になりました。
第1,2セットは予選ラウンドで快勝したときそのまま、サーブで崩して連続得点を挙げるパターンで、これがホントに世界ランク2位?と思わせる試合展開で、あっと . . . 本文を読む