ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

火の鳥ニッポン、ブラジルに惜敗

2022-10-15 11:21:55 | スポーツ
惜しかったー。
世界バレー準々決勝、生放送開始は深夜2時45分、出張先の前橋市のホテルで、いったん寝てから起きて応援、見終わったらまた寝ようと思っていたのですが、フルセットの激戦となったため試合終了が午前5時20分!おかげで寝不足になりました。

第1,2セットは予選ラウンドで快勝したときそのまま、サーブで崩して連続得点を挙げるパターンで、これがホントに世界ランク2位?と思わせる試合展開で、あっという間にセットカウント2-0。

これはもしやいけるのではと思いましたが、さすがそこからが試合巧者ブラジル。メンバーチェンジでサーブレシーブを立て直してきました。
セッターを交代させ、サーブレシーブも返り始めるとブラジルはミドルブロッカーの攻撃が機能しはじめ、その結果1,2セットでは低く抑えられていたサイドやバックからの攻撃も決定率も上がってくる。日本の攻撃も、ミドルの山田やライトの林よりもレフトの井上、石川に決めさせない作戦だったのでしょう、交代で出場した古賀も含め、レフト攻撃の決定率に差が出たように感じました。日本も気迫のレシーブで食い下がりましたが、結局はブラジルの多彩な攻撃力が勝るかたちで残りの3セットを連取されてしまいました。

それでも試合巧者のブラジルを相手に第4セットはデュース、第5セットも14-13の1点差まで迫った粘りは評価して良いと思います。

試合には直接関係ありませんが、TBSのアナウンサー、試合そっちのけで変に日本びいきの解説を入れるのですが、飛ぶのが遅くてブロックアウトになったのに、タイミングはあってたのに惜しいとか、そんなことよりもっとしっかり実況をしてほしいと思います。
解説の荒木、迫田元選手も、日本は今のはすごいとか惜しいとか、男子の解説陣に比べて中身がなさすぎでした。


最後の1点は、決まれば同点、デュースの場面で石川のスパイクがネットインのミスになったのですが、あのスパイク、2枚ブロックをクロス側にかわし、もしネットを超えていれば確実に決まっていたと思われます。
思えば東京オリンピックの韓国戦、あの時もフルセットで負けたのですが、14-13から石川のスパイクが3本連続でブロックワンタッチからレシーブされ、切り返されての逆転負けでした。その反省からでしょうか、1本で決めきるべくインナーを狙った石川の判断は間違いではないし、それを決断できたのは彼女の成長の証と思います。

世界バレー、男子も女子も決勝トーナメントは世界のトップクラスを相手にフルセットの敗戦となりましたが、パリオリンピックのメダルにつながる価値ある敗戦と思います、
来年に向けて、頑張れ、ニッポン。

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