ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

龍神ニッポン、世界王者ブラジルに惜敗

2019-10-14 21:58:29 | スポーツ
思えば、自分がバレーボールに夢中になったのは、ミュンヘンオリンピックの金メダルでした。どうせ運動部に入って厳しい練習をするのなら、世間に、女の子に注目されるスポーツが良い。そんなことを考えていた気がします。

それが、、ギリギリ、劇的な勝利で北京オリンピックに出たものの、いいところなく5戦全敗、それ以降、ロンドン、リオとオリンピックの出場権も取れない。
リオの最終予選は、勝負のイラン戦を応援に行ったのですが、惨敗。
それ以来、男子バレーが強くなったと言われても信用できないというか、期待してがっかりするのがつらいというか、そんな気持ちで、今回のワールドカップも4つくらい勝って、ベスト8になれればいいなーくらいにしか思ってませんでした。
初戦でイタリアに勝った時も、イタリアがベストメンバーじゃなかったとか、ロシアに勝った時も、今回のロシアは調子が悪いのかなとか、どうしてもうがった見方をしてしまう。

でも、昨日、アジアチャンピオンのイランに快勝して、今日の正解王者ブラジルとの試合も1-3、ジュースの接戦が2セット、これは本物だ、日本はそこそこ強いと、やっと思えました。
今の男子バレーは、体格の差をレシーブと速攻コンビネーションでカバーするなんて絶対無理で、あれだけのサーブを打たれたら、なかなかセッターにボールは返らない。サーブレシーブが乱れることを前提に、ブロックにつかれたときにどう決めきるか、逆にサーブでいかに相手を乱すか、パワー勝負に勝たなければ勝機はない。
石川に続き、西田という、世界とパワー勝負できる逸材がやっと出てきました。メダルを狙うというのも、あながち根拠のない大言壮語の類では、決してない。

でも、そこそこ強くなったということを前提に、やっぱり金メダルチームとは差がありますね。10回やったら、1回くらい勝てるかもしれない、それくらいの実力差。少しでも緊張が切れるとワンサイドゲームになってしまう。
とにかく準備をして、集中して、10回に1回を本番で出すこと、ですよね。

次はいよいよオリンピック、頑張れ!日本!

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