「非常識マラソンメソッド」

あの「club My☆Star」の代表の方が書いた本です。
本のタイトルやサブタイの「ヘビースモーカーの元キャバ嬢がたった9ヵ月で3時間13分！」はいただけませんが、内容的には7割方賛成できるものでした。
少なくとも、 あの佐々木功さんの名著「ゆっくり走れば速くなる」よりは、よっぽどこちらの方が常識的。
「ゆっくり走れば速くなる」のは、実業団とか、月600kmとかを走っているエリートランナーの話。あの方法では、それくらいやらないと速く走れる身体は作れない。
月間200km程度のランナーにとっては、少ない努力で結果を出せるような練習方法でないと物理的に無理です。

薄底のシューズの方が足に優しく走りやすいというのも実感。
足を故障したので、思いっきり初心者用の、片足380gくらいあるシューズを買ってみたのですが、重いし、着地が不安定になるような気がするし、とにかく足が疲れます。

マラソンは食べるスポーツというのも実感。
よくスタートの3時間前までに食事を済ませて、なんて書いてあるのですが、そんなこと絶対にありえないと思っていました。
マラソンみたいなハードでお腹がすくスポーツを、6,7時間も食事をせずにやれるはずがない。

腰高フォーム、骨盤を前傾させる、足底で着地する、全部そのとおりと思うのですが、出来ないんですよね、これが。

坂道での練習、いいですね。下り坂でスピード練習をしたいのですが、なかなか適当な坂ってないんです。
My☆Starはかなり急な山道でやってるみたいです。
うちの近所だったら、、、山手通りか、箱根山通り、あとはレインボーブリッジかな。
でも、あんなところをキロ4分とかで駆け下りてたら、危ないし、アホみたいです。
本格的にやるなら、ホームコースの奥武蔵ですね。

5kmコースを3周、28分、27分、25分半で走れればサブ４って、それなら楽に出来そうですが、そんなんでいいのかな。
でも、そんなこと言って、「実際に走ったらできなかった。」なんてことになってたら嫌なので、早速やってみました。
会社が終わってから皇居へ。
で、27:53、26:58、24:58、出来ました。
あまりごちゃごちゃ考えずに、「ああ、これで久しぶりに館山でサブ４ができるっ。」って思うことにします。