ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

渋谷川と変わりゆく街

2020-08-14 16:07:27 | 街歩き・お散歩ジョグ
09年から15年まで渋谷二丁目の会社に勤務しており、渋谷駅から徒歩で通勤していたのですが、最近はすっかり行かなくなってしまった渋谷、なにやら随分と変わっているらしい。
ということで、恵比寿の渋谷橋から渋谷川沿いをお散歩してみることにしました。

まず変わったなと思ったのは、渋谷川に水が流れていること。渋谷川上流の暗渠部分の下水道管は、明治通りの下の下水道幹線につながっていて、渋谷川には水が流れないようになっているので、渋谷近辺の渋谷川には雨水以外は流れないはず。
それが、「壁泉」というんですかね。護岸から水が出て流れを作っている。


遊歩道もあって、


路上部分には「渋谷ストリーム」なる商業施設ができていた。


あのレトロだった銀座線の渋谷駅もすっかり様変わり。


渋谷スクランブルスクエアなる高層ビルが建っていた。


渋谷駅の反対側に回り込むと、これがあの宮下公園!


路面は屋台村みたいな感じになってました。

さて、川跡の暗渠は明治通りを渡って、表参道方面へ続いていくのですが、キャットストリートの入り口に橋の親柱が。


川は、暗渠になる前に、何度も改修工事がなされたのでしょう。古い川筋と思われるY字路がいくつか。




おしゃれなブティックが並ぶ川跡の道は表参道を越え、原宿を抜けて、



仙寿院と名がついた交差点。ここらあたりには、霞ヶ丘団地という古い団地があったのですが、オリンピックに伴う再開発でなくなってます。
この信号の次の、ラーメン屋「ホープ軒」がある信号、バス停名が「観音橋」なので、川はここで外苑西通りを渡って国立競技場の敷地内を流れていたのでしょう。


ジグザグした不自然な渋谷区と新宿区の区界が、新国立競技場の中を通ってます。おそらくこれが川跡でしょう。


川跡は辿れなくなりましたが、外苑橋の辺りでJRの線路を越え、水源は新宿御苑内と思われます。
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