奥武蔵ウルトラも今年で4回目、個人的に2つの目標を立てました。
ひとつは歩かずに走りきること。
酷暑の中、奥武蔵のようなタフなコースを走りきるために、急坂を歩く方はたくさんいるし、私も昨年まではそうしてました。
でも、やっぱり、力尽きて歩くのは仕方ないけど、最初から歩く作戦を立てるのは、違うのではないか、歩かずに走りきってこそレースってもんではないだろうか、と考えてしまった。
もうひとつは、同じチームのはちこさんに勝つこと。
大江戸飛脚会の女性会員は、まず私に勝って速くなっていく人が少なくなく、はちこさんにもいずれ追い抜いて欲しいとは思っています。
でもそう簡単には抜かせないもんね。
ホテルからバスで会場に到着、スタートまであと45分くらいしかないのでちょっとあわただしい。
もう少し早くバスを出して欲しい。
受付をして、貴重品を預けて、スペシャルドリンクを預ける。
高山のエイドには、スペシャルを置けるんです。
健気さんのまねをして塩入コーラ、アミノ酸、胃が痛くなって上手く給食が取れないときのためのゼリー2個、そして右足に不安があるのでエアーサロンパスを置いておきました。
スタート!今日も暑くなりそうです。
走りきるために前半の15kmは自重するつもりでしたが、同じ大江戸のHIDEさん、ハコさんのペースがやや速い。
後ろにははちお&はちこ。
群れから離れてしまったインパラに、肉食獣はちお&はちこが襲い掛かるみたいな展開もいやだったので、とりあえずHIDEさんについていくことに。
15kmの通過が1時間32分。
スタートロス、エイドロスを考えると、キロ6分をちょっと切るくらいのペースでしょうか。これって速すぎ?
最初の15kmって、結構アップダウンあるんですよね。元気だから走れているだけ。
鎌北湖のエイドで一息入れて、さあ、奥武蔵本番の急な上り。
ゴルフ場の坂あたりから、HIDEさんはちょっと先へ行き、代々木RCの子虫さんと並走。
彼女は山対の年代別入賞者でフルも3時間半を切っているので、並走して大丈夫か、自分。
なかなか20km表示が見えてこない。
見落としちゃったかなと思い始めたところに20km、ラップは38分台、ぬぁんと、散々歩いた昨年と1分しか違わないではないですか。
上りって、走っても歩いてもあまり変わらないのね。
こりゃ確かに割が合わない。
練習はキロ7分くらいでやってたのですが、、、レースはエイドロスがあるしね。
この辺のコースは、すべて頭に入っているので精神的には楽、最初は快調でした。
ところが、懸念していた右足首が痛み出しました。
おいおい、まだ1/3も来ていないのに。
25kmまでが36分台、30kmまでが37分台、やっぱり去年より1分くらいずつしか違いません。
足の状態も考え、傘杉峠から先、見晴台のエイドに至る急坂で、ついに歩きを入れてしまいました。_| ̄|○
やっぱり、走るのと歩くのでは、使う筋肉が全然違う。こりゃ確かに楽だ。
高山不動のエイドに到着。
ここまでのエイドは飲み物だけでしたが、ここで長めに時間を取ってスペシャルの塩コーラとゼリーを取り、足には念入りにエアーサロンパス。
おかげで飯盛山のエイドを過ぎる頃からはヤクが効きはじめて痛みがなくなりました。
この辺まで来ると木のトンネルを吹きぬける風も爽やかで、刈場坂への上りは快調に追い越しモードで走ります。
ところが大野峠あたりでヤクが切れ、またちょっと苦しい走り。
すれ違う知り合いのランナーと声をかけたり、ハイタッチしながら気分を紛らわして、何とか折り返しまでと走ります。
折り返し地点ではアルさんが、ビキニギャル?と写真を撮ってくれました。ありがとう。
折り返し地点を出るとしばらくは上り、足首というよりも、完全に足に来てしまっていて走れません。
とにかくエアーサロンパスがある高山まで行こう、そして完走しよう。
めまいと吐き気、熱中症の初期症状?もで始めました。もうよれよれ。
刈場坂ですれ違ったあんころさんには「大丈夫?」と心配されてしまいました。
後25km、とにかく自分の身体をゴールまで運ぶこと。
もう上りは全部歩き。下りもとことこ走りで全然スピードが出ません。
高山のエイドでゆっくり休憩を取り、足全体に念入りにエアーサロンパス、大分暑くなってきたので頭から水をかぶります。
やや持ち直しましたが、ゴールまで持たせるために無理は禁物、消化試合のような走りが続きます。
復路はキロ6分を想定して練習していたのに。。。
阿寺のエイドを過ぎると、長い上りが2つ待っています。
当然歩き。この坂は試走を2回、何度もイメトレしてたのに、何も役に立ちません。
黒山エイドを過ぎ、残り10kmを切って、やっと終わりが見えてきました。
暑いですが、何とか最後まで持ちそうです。
ユガテからの上りの2段目の坂、あと500mで奥武蔵の上りもおしまいと思い、復路に入って初めて上りを走りました。
ここから先は下りのみです。
清流エイドを過ぎ、辛い下りを10分ほど下ると、下に駐車場が見えてきました。
やっと下界です。
平地は猛烈な暑さ、背中がこげるような日差し。
何とか気持ちを奮い立たせ、やっと9時間7分でゴール。
ラップです。
5km 30:36
10km 31:48 1:02:25
15km 30:23 1:32:48
20km 38:14 2:22:03
25km 36:41 2:47:43
30km 37:49 3:25:33
35km 43:16 4:08:49
40km 35:56 4:44:45
45km 37:52 5:22:38
50km 36:20 5:58:58
55km 39:30 6:38:28
60km 41:45 7:20:13
65km 38:32 7:58:44
70km 37:19 8:36:03
75km 31:51 9:07:54
40kmまではすべて前年のラップを上回り、それ以降はすべて下回るという極端なレース。
まあ、積極的に行った結果、ということで、納得しています。
はちこに差されなくてよかった。
アルさん、初代あくびさん、emioさん、りゅうさく君、応援ありがとう。
最後に、エイドをはじめ奥武蔵のスタッフの方々のサポートは今年も本当に温かかったです。
ありがとうございました。
来年もまた来ます。
作戦?当然「歩かない、全部走る。」です。
ひとつは歩かずに走りきること。
酷暑の中、奥武蔵のようなタフなコースを走りきるために、急坂を歩く方はたくさんいるし、私も昨年まではそうしてました。
でも、やっぱり、力尽きて歩くのは仕方ないけど、最初から歩く作戦を立てるのは、違うのではないか、歩かずに走りきってこそレースってもんではないだろうか、と考えてしまった。
もうひとつは、同じチームのはちこさんに勝つこと。
大江戸飛脚会の女性会員は、まず私に勝って速くなっていく人が少なくなく、はちこさんにもいずれ追い抜いて欲しいとは思っています。
でもそう簡単には抜かせないもんね。
ホテルからバスで会場に到着、スタートまであと45分くらいしかないのでちょっとあわただしい。
もう少し早くバスを出して欲しい。
受付をして、貴重品を預けて、スペシャルドリンクを預ける。
高山のエイドには、スペシャルを置けるんです。
健気さんのまねをして塩入コーラ、アミノ酸、胃が痛くなって上手く給食が取れないときのためのゼリー2個、そして右足に不安があるのでエアーサロンパスを置いておきました。
スタート!今日も暑くなりそうです。
走りきるために前半の15kmは自重するつもりでしたが、同じ大江戸のHIDEさん、ハコさんのペースがやや速い。
後ろにははちお&はちこ。
群れから離れてしまったインパラに、肉食獣はちお&はちこが襲い掛かるみたいな展開もいやだったので、とりあえずHIDEさんについていくことに。
15kmの通過が1時間32分。
スタートロス、エイドロスを考えると、キロ6分をちょっと切るくらいのペースでしょうか。これって速すぎ?
最初の15kmって、結構アップダウンあるんですよね。元気だから走れているだけ。
鎌北湖のエイドで一息入れて、さあ、奥武蔵本番の急な上り。
ゴルフ場の坂あたりから、HIDEさんはちょっと先へ行き、代々木RCの子虫さんと並走。
彼女は山対の年代別入賞者でフルも3時間半を切っているので、並走して大丈夫か、自分。
なかなか20km表示が見えてこない。
見落としちゃったかなと思い始めたところに20km、ラップは38分台、ぬぁんと、散々歩いた昨年と1分しか違わないではないですか。
上りって、走っても歩いてもあまり変わらないのね。
こりゃ確かに割が合わない。
練習はキロ7分くらいでやってたのですが、、、レースはエイドロスがあるしね。
この辺のコースは、すべて頭に入っているので精神的には楽、最初は快調でした。
ところが、懸念していた右足首が痛み出しました。
おいおい、まだ1/3も来ていないのに。
25kmまでが36分台、30kmまでが37分台、やっぱり去年より1分くらいずつしか違いません。
足の状態も考え、傘杉峠から先、見晴台のエイドに至る急坂で、ついに歩きを入れてしまいました。_| ̄|○
やっぱり、走るのと歩くのでは、使う筋肉が全然違う。こりゃ確かに楽だ。
高山不動のエイドに到着。
ここまでのエイドは飲み物だけでしたが、ここで長めに時間を取ってスペシャルの塩コーラとゼリーを取り、足には念入りにエアーサロンパス。
おかげで飯盛山のエイドを過ぎる頃からはヤクが効きはじめて痛みがなくなりました。
この辺まで来ると木のトンネルを吹きぬける風も爽やかで、刈場坂への上りは快調に追い越しモードで走ります。
ところが大野峠あたりでヤクが切れ、またちょっと苦しい走り。
すれ違う知り合いのランナーと声をかけたり、ハイタッチしながら気分を紛らわして、何とか折り返しまでと走ります。
折り返し地点ではアルさんが、ビキニギャル?と写真を撮ってくれました。ありがとう。
折り返し地点を出るとしばらくは上り、足首というよりも、完全に足に来てしまっていて走れません。
とにかくエアーサロンパスがある高山まで行こう、そして完走しよう。
めまいと吐き気、熱中症の初期症状?もで始めました。もうよれよれ。
刈場坂ですれ違ったあんころさんには「大丈夫?」と心配されてしまいました。
後25km、とにかく自分の身体をゴールまで運ぶこと。
もう上りは全部歩き。下りもとことこ走りで全然スピードが出ません。
高山のエイドでゆっくり休憩を取り、足全体に念入りにエアーサロンパス、大分暑くなってきたので頭から水をかぶります。
やや持ち直しましたが、ゴールまで持たせるために無理は禁物、消化試合のような走りが続きます。
復路はキロ6分を想定して練習していたのに。。。
阿寺のエイドを過ぎると、長い上りが2つ待っています。
当然歩き。この坂は試走を2回、何度もイメトレしてたのに、何も役に立ちません。
黒山エイドを過ぎ、残り10kmを切って、やっと終わりが見えてきました。
暑いですが、何とか最後まで持ちそうです。
ユガテからの上りの2段目の坂、あと500mで奥武蔵の上りもおしまいと思い、復路に入って初めて上りを走りました。
ここから先は下りのみです。
清流エイドを過ぎ、辛い下りを10分ほど下ると、下に駐車場が見えてきました。
やっと下界です。
平地は猛烈な暑さ、背中がこげるような日差し。
何とか気持ちを奮い立たせ、やっと9時間7分でゴール。
ラップです。
5km 30:36
10km 31:48 1:02:25
15km 30:23 1:32:48
20km 38:14 2:22:03
25km 36:41 2:47:43
30km 37:49 3:25:33
35km 43:16 4:08:49
40km 35:56 4:44:45
45km 37:52 5:22:38
50km 36:20 5:58:58
55km 39:30 6:38:28
60km 41:45 7:20:13
65km 38:32 7:58:44
70km 37:19 8:36:03
75km 31:51 9:07:54
40kmまではすべて前年のラップを上回り、それ以降はすべて下回るという極端なレース。
まあ、積極的に行った結果、ということで、納得しています。
はちこに差されなくてよかった。
アルさん、初代あくびさん、emioさん、りゅうさく君、応援ありがとう。
最後に、エイドをはじめ奥武蔵のスタッフの方々のサポートは今年も本当に温かかったです。
ありがとうございました。
来年もまた来ます。
作戦?当然「歩かない、全部走る。」です。
私とスレ違った時は、まだ余裕のある感じだったので去年のタイムは上回るだろうなと思ってましたが、その後が大変だったのですね。
目標が一つでも達成できて良かったですね♪
まずは無事ゴールに帰還できて、本当に良かったですね。
意識してたんですね。私はまだまだ未熟者です。5K、10K、ハーフ、フル、すべてにおいてまだラスカルさんに勝てません。もう少し修行を積んでからです。もうしばらく後ろを見ながら、ドキドキしていてください。
ちなみに今回のラップ、ラスカルさんに勝てたところは、55K、60K、65Kの3ラップだけです。あちゃ~。
今回レース直前に、自分にとってとても悲しい事件がありました。精神的ダメージが大きく、かなりへこみました。でもこのウルトラマラソンを走りきれたら、自分の精神力が成長するかも!との思いから、絶対にリタイアだけは避けたかったです。ウルトラが終わって、これからもう一つの問題に直面しますが、今回の自信を糧に、頑張って乗り越えたいです。
来年が楽しみでは??
オリエンテーリングや縦走で炎天下を長時間走ったり歩いたりは経験していますが、奥武蔵ウルトラは厳しそうで、敬遠していました。
同い年のRASCALさんが熱中症寸前になりながら9時間余りで完走されたことは、大いにハゲミになります♪
すれ違ったのは40km過ぎでしたよね。
あの辺はまだ余裕があった。
40kmまではすべて昨年のラップを上回ってましたから。
折り返しからは別人。
小虫さん
そう、歩きを混ぜた方が速いんです。
でもそれがなんだってんだ。
オイラは来年も走りますよ。
今年と同じペースで突っ込んでやる。
それが奥武蔵に勝つ、自分に勝つ、ということ、なんちって。
まずは初ウルトラ完走おめでとうございます。
奥武蔵は、まだ負けないかな。
危ないのはフル?
50~65kmの間は本当に辛くて、前半40kmかかって作った貯金の8分を、50kmからの10kmで全部使ってしまいました。
でも我慢していればまた走れるようになることもあるし、だからウルトラは絶対あきらめてはいけない。
悲しい事件って、仕事がらみ?
でも、何にしても、あきらめずに向き合えば、だんだん打開策が見えてきますよ。
ファイト!
まささん
来年?
来年もつぶれるの覚悟で前半から行きますよ。
悠歩さん
厳しいです。はい。
でも、走り終わって、本当に「やった!面白かった。」って思えます。
中毒?
やはり恐ろしいレースだな。
だけど大江戸メンバーずいぶんと増えましたね。
オリーブ、Betty、ぱんくろう・・・、まだまだウルトラ向きランナーがたくさん控えているので、来年は更にメンバー増といきたいですね。
暑さが厳しいレースのようでしたね。
私は暑いのが苦手です。すぐバテます。
ビキニギャルとの写真見たいなぁ。
それから、塩コーラはどんな効果があるんですか?教えて下さい。
実は、試走の時にゆっくりとはいえ最後の坂まで歩かずに走れたのが嬉しくて、RASCALさんの「歩かずに走りきる」という目標を聞いて、私ももっと走れるようになったら同じ目標を持ちたいと思っていたのです。
でも歩きを混ぜた方が速いんですね、ホントに割が合わない!えちごに向けてお勉強になりました。
でもでも、レースは結果がすべてじゃない!
そのこだわりはRASCALさんらしくて素敵だと思います。