変わりゆく街

私のジョグコースになっている北新宿では、大規模な再開発が進んでいます。

お役所の説明によれば、
『青梅街道と神田川に面する北新宿エリアは、かつて、一本入ると細い入り組んだ路地に小さな木造住宅がひしめく地域でした。防災面から危険であることに加え、都心部にあるにも関わらず、土地が細分化され、有効利用されていなかったことを改善するために、平成6年の都市計画決定から、約4.7haの敷地で事業が行われてきました。』
『青梅街道から新宿税務署の前を通って、新宿の駅前を通らず、駅反対側に抜ける放射6号の整備も大事な課題。これによって新宿駅周辺の渋滞を緩和するためです。』
（要するに、職安通りと青梅街道を4車線道路でつないでしまおうということですな。）

「細い入り組んだ路地に小さな木造住宅がひしめき、防災面で危険」と言われてしまうとそのとおりなのですが、この地域、鬱蒼とした神社、廃校になった小学校、廃屋になって蔦だらけになった銭湯の煙突など、ジョグを忘れて、カメラを持って探検したくなってしまう不思議ゾーンでして、、、せいぜい今のうちにいろいろとしっかり見ておきましょう。

昔は、小滝橋通りで突き当たりって感じだった職安通りですが、かなり工事が進んでます。
一月前にはクレーンが入っていた現場も、

すっかりきれいに建物が取り除かれてました。


と思うと、道のど真ん中に、まだ残っている建物もあったりして。

頑張れー、なんてちょっとだけ思ってしまう私はひねくれ者？


ここでも、、、

青梅街道との交差点近辺は、縄文遺跡が出土しちゃったりして、随分作業が遅れたみたい。
文明の薄皮をはがしたら、数千年前の歴史が顔を出すなんて、ロマンを感じてしまいます。ちゃんと発掘調査してくれたのかな？
今はすっかり更地になっていて、ハルジョオン、ヒメジョオンが咲いていて、これはこれできれい。