いよいよ壬申の乱だと思って読み始めた「天の川の太陽」でしたが、何のことはない、上巻は先に読んだ「中大兄皇子伝」「茜に燃ゆ」の下巻と同時代でした。
上下巻で約1300ページ、長かった。。。
主人公はもちろん大海人皇子、後の天武天皇。
壬申の乱の15年位前、中大兄皇子の全盛期?から話が始まって、徐々にこの二人の兄妹の関係に隙間風が吹き始める。
その過程を、よく言えば詳細に、微に入り細を穿ちながら記述していきます。
肝心の戦争の描写は最後の300ページくらい。
それでも、1か月足らずの戦に300ページですから、これもかなり詳しい。
よくもまあ、ここまで調べたもんだと、きっとこの人は大海人皇子と同じ道を実際に行軍してみたんだろうなと、そう思えるくらいに、マニアックに細かかった。
天智天皇の晩年の我が子大友皇子を想うことによる失政とその死。
その後の歴史の流れを含め、豊臣秀吉を思わせます。
歴史は繰り返すってことか。
次は、藤原不比等の「天風の彩王」と大津皇子の「天かける白日」かな。
いずれも、この壬申の乱の時は、まだ15歳くらいだったはず。
両方とも既読なのですが、読んだのはかなり前なので、再読するつもりです。
上下巻で約1300ページ、長かった。。。
主人公はもちろん大海人皇子、後の天武天皇。
壬申の乱の15年位前、中大兄皇子の全盛期?から話が始まって、徐々にこの二人の兄妹の関係に隙間風が吹き始める。
その過程を、よく言えば詳細に、微に入り細を穿ちながら記述していきます。
肝心の戦争の描写は最後の300ページくらい。
それでも、1か月足らずの戦に300ページですから、これもかなり詳しい。
よくもまあ、ここまで調べたもんだと、きっとこの人は大海人皇子と同じ道を実際に行軍してみたんだろうなと、そう思えるくらいに、マニアックに細かかった。
天智天皇の晩年の我が子大友皇子を想うことによる失政とその死。
その後の歴史の流れを含め、豊臣秀吉を思わせます。
歴史は繰り返すってことか。
次は、藤原不比等の「天風の彩王」と大津皇子の「天かける白日」かな。
いずれも、この壬申の乱の時は、まだ15歳くらいだったはず。
両方とも既読なのですが、読んだのはかなり前なので、再読するつもりです。
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