何となく哲学の本を読んでみたくなって、息子の蔵書を当たってみたら、題名に猫の字が入った本が2冊みつかりました。
1冊は「翔太と猫のインサイトの夏休み」、サブタイトルは、「哲学的諸問題へのいざない」とあります。

著者曰く、高校生向けの哲学入門書という事。タイトルも表紙も楽しげなんですけど、これがどうして、実際に読んでみると極めて難解な本でした。
インサイトという名前の猫が、翔太少年に哲学の講義をするのですが、特にインサイトが猫である必要はない、犬でもサルでも宇宙人でも、なんでも良かったわけで、タイトルに騙されました。
デカルト、カント、ヴィトゲンシュタイン、ハイデッガー、読んだ直後は、少しだけ哲学のことがわかったような気もしましたが、今では、難しかったということ以外にはあまり思い出せません。
もう1冊は「ソクラテスになった猫」、こちらの方は、哲学書ではなくて、猫好きの哲学者が書いた猫の本と言ったほうがいいかな。簡単に1日で読めてしまいました。

以前、「大切なことはすべてガンダムが教えてくれた」という、ファースト・ガンダムの話を無理矢理ビジネスと結び付けた本を読みましたが、これもそんな感じ、猫の生態を、無理矢理ギリシャ哲学と結び付けた?
でも、自宅に40匹もの猫を住まわせているこの方の、猫の共同体の話は、大変興味深く読ませていただきました。
哲学というよりも、社会学でしょうか。
猫の共同体ってのは、猫それぞれに個性があり、居場所や役割というものはあるけど、組織自体の目標、目的は共有していない。これが犬と際立って違うところ。
確かに、我が家のすいか♂をみていると、彼は家族という組織の一員としての権利と義務を認識しているよう思えます。
だから、テリトリーを守ろうとして宅配便のお兄さんには吠えるし、遊びに行く時に置いていくと怒る。
私には、「ソクラテスになった猫」というタイトルの意味が今ひとつ良く分かりませんが、ギリシャで誕生したデモクラシーってのが、猫の共同体レベルのポピュリズムだって事なのかな。
会社にも猫の共同体のようなチームがあります。
個々は仕事をしているんだけど、組織としての目的、目標の共有が出来ない。
うーん。
1冊は「翔太と猫のインサイトの夏休み」、サブタイトルは、「哲学的諸問題へのいざない」とあります。

著者曰く、高校生向けの哲学入門書という事。タイトルも表紙も楽しげなんですけど、これがどうして、実際に読んでみると極めて難解な本でした。
インサイトという名前の猫が、翔太少年に哲学の講義をするのですが、特にインサイトが猫である必要はない、犬でもサルでも宇宙人でも、なんでも良かったわけで、タイトルに騙されました。
デカルト、カント、ヴィトゲンシュタイン、ハイデッガー、読んだ直後は、少しだけ哲学のことがわかったような気もしましたが、今では、難しかったということ以外にはあまり思い出せません。
もう1冊は「ソクラテスになった猫」、こちらの方は、哲学書ではなくて、猫好きの哲学者が書いた猫の本と言ったほうがいいかな。簡単に1日で読めてしまいました。

以前、「大切なことはすべてガンダムが教えてくれた」という、ファースト・ガンダムの話を無理矢理ビジネスと結び付けた本を読みましたが、これもそんな感じ、猫の生態を、無理矢理ギリシャ哲学と結び付けた?
でも、自宅に40匹もの猫を住まわせているこの方の、猫の共同体の話は、大変興味深く読ませていただきました。
哲学というよりも、社会学でしょうか。
猫の共同体ってのは、猫それぞれに個性があり、居場所や役割というものはあるけど、組織自体の目標、目的は共有していない。これが犬と際立って違うところ。
確かに、我が家のすいか♂をみていると、彼は家族という組織の一員としての権利と義務を認識しているよう思えます。
だから、テリトリーを守ろうとして宅配便のお兄さんには吠えるし、遊びに行く時に置いていくと怒る。
私には、「ソクラテスになった猫」というタイトルの意味が今ひとつ良く分かりませんが、ギリシャで誕生したデモクラシーってのが、猫の共同体レベルのポピュリズムだって事なのかな。
会社にも猫の共同体のようなチームがあります。
個々は仕事をしているんだけど、組織としての目的、目標の共有が出来ない。
うーん。
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