オリンピック開催期間中は全く本を読んでいなかったので、、、8月は12冊。
各社の文庫本フェアですが、「新潮文庫の100冊」から2冊。
◆ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー (ブレイディみかこ)
移民と言う日本人にはなかなかに実感が沸きにくい問題を抱えた英国の複雑な格差構造と、それに真摯に向き合う教育現場の実態。 それを日本人の母とそのハーフの子供の視点で描いた良作。
日本も、一時は「一億総中流」なんて言われていたけど、社会は多様化が進み、格差が顕在化しつつある。 我々も排他的な国民性を意識改革していかねばならないと思った。
◆螢・納屋を焼く・その他の短編 (村上春樹)
いかにも村上春樹さんっぽい短編が4編+掌編が3編。
「蛍」は、「あれ?、この話、知ってる」と思ったら「ノルウェイの森」の原型か。
「踊る小人」「めくらやなぎと眠る女」は、もうすっかり村上春樹ワンダーランド、文章が平易なのでいかにも分かった気になるんだけど、ホントは全然分かってないような気もする。
「カドフェス」から3冊
◆社会人大学人見知り学部 卒業見込 (若林 正恭)
オードリーのツッコミ担当、若林くんのエッセイ。 山里亮太の「天才はあきらめた」も読んだけど、彼に比べればかなり普通。 根っこの性格の部分は自分とかなり似てるかな。
性格は変わらないけど、外面への出方は経験と共にコントロールできるようになる。 嫌な奴と付き合わない、嫌なことをしない、そういったことも割り切りとテクニックでさほど苦労せずにできるようになる。 自分に対する肯定感、自信からくる謙虚さ、そんなものをひっくるめて処世術、「丸くなった」といわれるようになるのかなと思う。 若林さんなりの試行錯誤の成長物語、時々共感しながら面白く読みました。
◆ゴーストハント6 海からくるもの (小野不由美)
1,2巻と読んで、間を飛ばしてこれを読んでしまったので、、、最初の頃と比べると敵が段違い、完全に本格ホラーになってますね。 ぼーさんも綾子も成長著しいというか。 家系図を書いてみたのですが、追いきれませんでした。 掲載してくれると親切ですよね、家系図。
◆小説 妖怪大戦争 ガーディアンズ (荒俣宏)
ノベライズ本。 うーん、これは、映画を見ないとよくわからん話でした。
「ナツイチ」から1冊。
◆ももこの世界あっちこっちめぐり (さくらももこ)
いつもの軽妙な文章で綴られたさくらももこさんの旅行記。 ご冥福をお祈りします。
◆掟上今日子の鑑札票(西尾維新)
オリンピック・ロスを感じつつも読書再開。 謎に包まれている今日子さんの過去に迫る、うっ、これは、今日子さんの正体は物語シリーズの羽川翼委員長その人なのではないかと思わせる記述が続く。 過去も明らかになり、入院した厄介くんのベッドで眠る今日子さん、なかなか良い大団円だなと思ったら、最終回じゃないのね、これ。 まだまだ続くんだって、びっくり( ゚Д゚)
◆ポーの一族 文庫版 コミック 全3巻完結セット (萩尾望都)
萩尾望都さんの代表作。 「トーマの心臓」に続き、何十年ぶりかの再読。 そうそう、こういう話だった。 色あせないなー。
◆高瀬庄左衛門御留書(砂原浩太郎)
妻を亡くし期待をかけていた跡継ぎの一人息子に先立たれた小藩の四十石取りの老武士。 その彼の晩年の2年間を描いた作品。 政争あり、淡い恋あり、そして息子の死の真実が明らかになる、なかなか盛沢山のストーリー。 主人公の庄左衛門の静謐な、凛とした生き様が心を打つ。 一発受賞はならなかったが、直木賞候補作も納得の良作。
◆ボーンヤードは語らない(市川憂人)
市川憂人さんのマリア&漣シリーズ第四作は、ジェリーフィッシュの前日譚の短編が4作。 漣が学生時代に遭遇した殺人事件、マリアの高校で親友が殺された事件、二人がパートナーを組んで初めての事件、等々。 最初っから漣は漣、マリアはマリアだったんだなぁ。
◆鬼滅の刃 風の道しるべ (JUMP j BOOKS)
ノベライズ、2巻を飛ばして3巻を先に。 でもスピンアウトものなので支障なし。 脇役陣も、やっぱり、いーですよね。 鬼滅の刃。
◆「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。 (藤吉豊、小川真理子)
世にあまたある文章の書き方の本、そんな本100冊を元ネタに、うまい文章を書くコツをカウントし、多い順から並べて伝授してくれる、とてもありがたい本。
つい図書館で借りちゃったけど、紙の本を購入して、いつでも手にとれるところに置いておきたい、そんな一冊。
各社の文庫本フェアですが、「新潮文庫の100冊」から2冊。
◆ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー (ブレイディみかこ)
移民と言う日本人にはなかなかに実感が沸きにくい問題を抱えた英国の複雑な格差構造と、それに真摯に向き合う教育現場の実態。 それを日本人の母とそのハーフの子供の視点で描いた良作。
日本も、一時は「一億総中流」なんて言われていたけど、社会は多様化が進み、格差が顕在化しつつある。 我々も排他的な国民性を意識改革していかねばならないと思った。
◆螢・納屋を焼く・その他の短編 (村上春樹)
いかにも村上春樹さんっぽい短編が4編+掌編が3編。
「蛍」は、「あれ?、この話、知ってる」と思ったら「ノルウェイの森」の原型か。
「踊る小人」「めくらやなぎと眠る女」は、もうすっかり村上春樹ワンダーランド、文章が平易なのでいかにも分かった気になるんだけど、ホントは全然分かってないような気もする。
「カドフェス」から3冊
◆社会人大学人見知り学部 卒業見込 (若林 正恭)
オードリーのツッコミ担当、若林くんのエッセイ。 山里亮太の「天才はあきらめた」も読んだけど、彼に比べればかなり普通。 根っこの性格の部分は自分とかなり似てるかな。
性格は変わらないけど、外面への出方は経験と共にコントロールできるようになる。 嫌な奴と付き合わない、嫌なことをしない、そういったことも割り切りとテクニックでさほど苦労せずにできるようになる。 自分に対する肯定感、自信からくる謙虚さ、そんなものをひっくるめて処世術、「丸くなった」といわれるようになるのかなと思う。 若林さんなりの試行錯誤の成長物語、時々共感しながら面白く読みました。
◆ゴーストハント6 海からくるもの (小野不由美)
1,2巻と読んで、間を飛ばしてこれを読んでしまったので、、、最初の頃と比べると敵が段違い、完全に本格ホラーになってますね。 ぼーさんも綾子も成長著しいというか。 家系図を書いてみたのですが、追いきれませんでした。 掲載してくれると親切ですよね、家系図。
◆小説 妖怪大戦争 ガーディアンズ (荒俣宏)
ノベライズ本。 うーん、これは、映画を見ないとよくわからん話でした。
「ナツイチ」から1冊。
◆ももこの世界あっちこっちめぐり (さくらももこ)
いつもの軽妙な文章で綴られたさくらももこさんの旅行記。 ご冥福をお祈りします。
◆掟上今日子の鑑札票(西尾維新)
オリンピック・ロスを感じつつも読書再開。 謎に包まれている今日子さんの過去に迫る、うっ、これは、今日子さんの正体は物語シリーズの羽川翼委員長その人なのではないかと思わせる記述が続く。 過去も明らかになり、入院した厄介くんのベッドで眠る今日子さん、なかなか良い大団円だなと思ったら、最終回じゃないのね、これ。 まだまだ続くんだって、びっくり( ゚Д゚)
◆ポーの一族 文庫版 コミック 全3巻完結セット (萩尾望都)
萩尾望都さんの代表作。 「トーマの心臓」に続き、何十年ぶりかの再読。 そうそう、こういう話だった。 色あせないなー。
◆高瀬庄左衛門御留書(砂原浩太郎)
妻を亡くし期待をかけていた跡継ぎの一人息子に先立たれた小藩の四十石取りの老武士。 その彼の晩年の2年間を描いた作品。 政争あり、淡い恋あり、そして息子の死の真実が明らかになる、なかなか盛沢山のストーリー。 主人公の庄左衛門の静謐な、凛とした生き様が心を打つ。 一発受賞はならなかったが、直木賞候補作も納得の良作。
◆ボーンヤードは語らない(市川憂人)
市川憂人さんのマリア&漣シリーズ第四作は、ジェリーフィッシュの前日譚の短編が4作。 漣が学生時代に遭遇した殺人事件、マリアの高校で親友が殺された事件、二人がパートナーを組んで初めての事件、等々。 最初っから漣は漣、マリアはマリアだったんだなぁ。
◆鬼滅の刃 風の道しるべ (JUMP j BOOKS)
ノベライズ、2巻を飛ばして3巻を先に。 でもスピンアウトものなので支障なし。 脇役陣も、やっぱり、いーですよね。 鬼滅の刃。
◆「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。 (藤吉豊、小川真理子)
世にあまたある文章の書き方の本、そんな本100冊を元ネタに、うまい文章を書くコツをカウントし、多い順から並べて伝授してくれる、とてもありがたい本。
つい図書館で借りちゃったけど、紙の本を購入して、いつでも手にとれるところに置いておきたい、そんな一冊。
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