男子バレー、第一関門を通過

スポーツジムで第3セットまでＴＶ観戦してましたが、そこでボディコンバットの教室が始まってしまった。
このまま見てようかなとも思ったのですが、さすがにそれでは何のためにジムに来たのか分からないと思い直しました。
何とか韓国を退けたみたいですね。
厳しい状況であることは変わりませんが、とりあえず五輪への第一関門は通過しました。
でも、リードしては追いつかれる試合で、もっと楽に勝てる展開もあったような気もします。

アジア勢では、意外にもオーストラリアが強いみたいです。
オーストラリアには、ぜひセルビアに勝って、全体の1位で五輪に行っていただいて、日本は残りのイランと中国に勝ってアジア1位になる、これが日本が五輪に行けるシナリオでしょう。
こうなると、韓国とフルセットになって、勝ち点が1減ったのが微妙に痛い。
今日中国に負けてしまえば、五輪挑戦はほぼ終わりということになります。


でもなー、これは世界のトップレベルから見れば敗者復活戦、世界ランク10位とか、20位とかのレベルの争いですから、すごいですよね。
自分たちがバレーをやっていた時と、バレー自体が変わってしまった、同じスポーツとは思えません。

僕らの頃は1セット15点のサイドアウト制、リベロもいなかったし、サーブもスパイクサーブはなかった。
あのサーブをセッターに正確に返すのは至難の技ですよね。
でも絶対的なエースのいない日本は、サーブレシーブがセッターに返らなくては試合にならない。
サーブレシーブをするのは基本的にリベロとウィングスパイカー、相手のエースにサーブを集中して潰すというのが常套手段。
あのサーブでは他の人がカバーすることは不可能、日本としてはレシーブの上手い選手を使わざるを得ず、それがまたチームの小型化の要因になる悪循環。

私がバレーを始めた頃は、日本のバレーは男女とも世界のトップレベルにあったわけですが、考えてみれば、バスケット同様に体格と身体能力がものをいう競技で、日本に結果を求めるのは酷なのかもしれません。

個人的には、元プレーヤーとして、福沢選手にすごく憧れます。
もしバレーに柔道みたいな身長別のクラスがあれば、福沢は190cm以下のクラスで間違いなく世界のトップレベルでしょう。

女子に続けというのは酷でしょうが、最後までベストをつくせ龍神ジャパン！