陸上長距離の日本と世界の差って、5000mの日本記録を2倍したよりも10000mの世界記録の方が速い、それくらいの大差がある。そんな状況下、オリンピックの5000m予選に出場した日本の田中希実、廣中璃梨佳両選手の健闘は実に見事でした。
予選は1組、2組に分かれて行われ、決勝進出の条件は、各組上位5名+それ以外のタイムの上位者5名。オリンピックは勝敗優先、タイムは関係ないので、特に予選は、有力選手は飛ばさない、スローペースのラスト勝負になる。
上位5人には入れないと分かっている1組に出場した廣中選手は終始先頭で集団を引っ張ってペースを上げ、ラスト1周で先頭集団から遅れたものの7着に粘った。
一方、田中選手は先頭集団の中で、世界のトップを向こうに回してのラスト勝負を挑んだ。決勝にでることがゴールではない、その先を目指すために勝負にこだわったのだと思いますが、惜しくも6位。
結果は、自らレースのペースを作った廣中選手が14分53秒台の日本歴代2位のタイムで予選通過、結局タイムで拾われたのは、全員が廣中選手がペースを上げた1組の選手でした。
田中選手は惜しくも全体16位で予選通過ならず、でもタイムは14分59秒台で日本歴代3位、勝負にこだわったラスト勝負でこのタイムですから、すごいことだと思います。
田中選手は、その後の1500mで、日本新記録で予選突破、準決勝進出を決めました。
今後の両選手の活躍に期待です。
p.s. 廣中選手、決勝で粘って9位、なんと予選の自己ベストをさらに3秒更新する日本新記録を出しました!!!
予選は1組、2組に分かれて行われ、決勝進出の条件は、各組上位5名+それ以外のタイムの上位者5名。オリンピックは勝敗優先、タイムは関係ないので、特に予選は、有力選手は飛ばさない、スローペースのラスト勝負になる。
上位5人には入れないと分かっている1組に出場した廣中選手は終始先頭で集団を引っ張ってペースを上げ、ラスト1周で先頭集団から遅れたものの7着に粘った。
一方、田中選手は先頭集団の中で、世界のトップを向こうに回してのラスト勝負を挑んだ。決勝にでることがゴールではない、その先を目指すために勝負にこだわったのだと思いますが、惜しくも6位。
結果は、自らレースのペースを作った廣中選手が14分53秒台の日本歴代2位のタイムで予選通過、結局タイムで拾われたのは、全員が廣中選手がペースを上げた1組の選手でした。
田中選手は惜しくも全体16位で予選通過ならず、でもタイムは14分59秒台で日本歴代3位、勝負にこだわったラスト勝負でこのタイムですから、すごいことだと思います。
田中選手は、その後の1500mで、日本新記録で予選突破、準決勝進出を決めました。
今後の両選手の活躍に期待です。
p.s. 廣中選手、決勝で粘って9位、なんと予選の自己ベストをさらに3秒更新する日本新記録を出しました!!!
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