火の鳥NIPPON、アジア王者に快勝

グラチャンバレー、1か月前にアジア大会で、予選、決勝と連敗したばかりのタイにストレート勝ち。
確か、ロンドン五輪の最終予選でも負けてたんじゃないかな。
リベンジを果たしましたね。

タイも、いいチームでした。サーブレシーブが機械みたいに精確、でも攻撃のバリエーションで終盤を制しました。
タイに関しては、奇策成功って感じです。
MB1、見ている方が戸惑うくらいバレーの質が変わっているので、相手チームはさぞかし面喰っていることでしょう。
一人しかいないミドルブロッカーがバックに下がれば、当然、クイックにはいる選手がいないわけで、クイックのないバレーなんて高校のバレー部でも見たことない。
代わりに多用しているのが、通称スコーピオン、センターが下がって速いバックアタックみたいな感じで飛び込んできて打つ。
これ、難しいよねー。前のレシーブに穴ができるし。
小さい日本が他のチームと同じことをやっていては勝てない、という発想自体は全面的に賛成ですけど、真鍋監督、チームを大型化するって発想は全くないみたいですね。
奇策で終わるのか、追随するチームが出てフォーメーションの一つとして定着するのか、どうなんでしょうね。

これで、明日のドミニカ戦に勝てば３位、銅メダル決定。
ドミニカは、以前の、普通のフォーメーションでもだいたい勝っていた相手だけど、どうするのかな。
やはりMB1で行くのでしょうね。

頑張れ、日本！