ナガミヒナゲシ:ケシ科
地中海沿岸から中欧原産の帰化植物
道端や空き地に群生して咲いています
高さは50センチほどになり、葉は羽状に深裂します
果実が細長いことから「ナガミヒナゲシ」と呼ばれているそうです
ナガミヒナゲシの大きな特徴は、その猛烈な繁殖力・・・
花は一日花で 花弁が散った後の細長い果実の中にはびっしりと種が詰まっています
この種が 飛び散り 車のタイヤの中に入り込み 彼方此方で種を撒き散らすそうです
牡丹の花が終わり 芍薬が咲いていました
シャクヤク(芍薬):ボタン科
民家の歩道沿いに美しく咲いている 華やかな色の芍薬
美人の代名詞に
「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿はユリの花」と言いますね
・・・立てば芍薬・・・
芍薬は すらりと伸びた茎の先端に美しい花を咲かせます
フランスではしなやかで爽やかな香りのするワインを「芍薬 のような香り」と言うそうです
・・・座れば牡丹・・・
芍薬 も牡丹も同じボタン科なので、花自体はよく似ていますが
芍薬は草で牡丹は木です
その違いから 牡丹は枝分かれした横向きの枝に花をつけるために
まるで座っているかのように見え観賞するときも座って観賞したほうがきれいに見えるそうです
中国では花の王と呼ばれて華やかさの象徴です
・・・歩く姿は百合の花・・・
百合は しなやかな茎の先にややうつむき加減に花をさかせます
風をうけて揺れる様子は まるで女性が優美に歩いているように見えることから例えられているそうです
バーベナ:クマツヅラ科