Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

最後のキャンプ旅行ー年末、年始

2016-07-17 15:42:43 | キャンピングヨーロッパ2016-2017

12月31日夜7時54分西の空にこんなに細い月が浮かんでいるのを見つけた。たぶん東の空に昇ってきたのはまだ空が明るい時間だったのだろうが、あまりに細くて小さくて気が付かなかったものとみえる。この夜から以降は月がどんどん太りだしたから、この年暮れ新月だった。

 

 

日本では冬に花火が上がることはないが、ほとんどの国で新年のお祝いに花火が揚がる。テレビでは各国が新年を迎えると同時に上がる花火をニュースで見せてくれる。こうして派手に花火が揚がるようになったのは西暦2000年からだと思う。まずはニュージーランドのオークランドで次はオーストラリアのシドニー(この国は国の威信にかけても世界一大きな花火を・・・なんて意気込みが感じられる。)そして香港、花火は中国で作られたものだからここのもすごい。

ロンドンはポルトガルと同じ時間帯だから、テレビでロンドンの花火を見ているとこのタヴィラのささやかな花火を見逃すことになる。今年がタヴィラの最後かもしれないと思うから、川渕まで行こうと話し合っていたのに、11時過ぎ外へ出てみるとあまりの寒さに震えあがった。

急きょ気を変えてキャンパーの外から見ることに。キャンパーが停まっているところはこの辺りでは高台にあるから、川渕のは見えないが高く夜空に花開くのははっきり見えた。たったの5分だけだったけど、この貧しい国でこんなに楽しませてくれるなんて。

川渕へ行ったキャンパーの友達は橋の上が超満員だったとのこと。2016年は波乱万丈の年だった。でも私個人の人生には波風立たない平和な一年だった。

 

 

1月1日8時過ぎに目覚めてみれば、新年の太陽はもう明るく輝いていて今日も素晴らしい一日になるのを約束してくれる。もう3週間近く素晴らしい青空で雨など降りそうもない。

ところが1月2日の朝は一面の曇り空、東の空が明るくなり雲の後ろから太陽が昇った、急いでカメラをとってきて太陽に向けるともう数秒の間に雲に隠れてしまった。それでこの幻想的な新年の太陽をカメラに収めることができた。この日は午後から久しぶりの雨だった。そしてまた翌日から3週間も晴天が続いた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする