Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

最後のキャンプ旅行ータヴィラの3月末

2016-07-29 13:37:27 | キャンピングヨーロッパ2016-2017

 

 

私の英国一時帰国の間、16人もの体操仲間は休むわけにいかない。それでマイクが率先してラジオ体操を継続することにした。誰も体操の日本語のインストラクションを聞き取れる人はいないから、マイクは私たちの体操シーンをヴィデオに取り、体操順番を大きな紙に書き留めたのがこれ。

ちょっと見には全然わからないが、いつもラジオ体操を継続している人には判ってくると思う。初めは笑ってしまったのがティーポット、いったいこれは何を意味するか? 彼の説明によれば、幼稚園の頃(もう60数年も前のこと)体操時には両手を挙げて丸を作りこれがティポットそして片手を横に倒してティーポットの注ぎ口、そして体を横に倒してお茶を注ぐ。ーーー面白い英国の子供教育の一環を知ることができた。

私が帰ってきた3月初めには英国人一人とフランス人が皆帰国して、残るは10人、毎朝この時間が運動だけでなく、親睦の時間でもあるから、皆帰国の前日までここで楽しんでいた。あるときなどCDプレーヤーのバッテリーが切れて音楽がつかない。マイクは口笛を吹き、皆はハミング、私は1から8までを数えながら無事体操を終わり皆大喜び笑いあった。

そんな仲間が一週間前一組、今週末は4組帰国し今朝は私を入れて3人しか残っていない。そしてきょうの日曜日の夜中1時に夏時間になったのを忘れていた。昨日までの朝8時が今日は9時、亭主と私が目覚めたのが8時5分前、これは昨日までの時間。5分後に隣のマールースが私たちのドアをノックし9時だというので驚いたのなんの。10分遅れて体操にテントの下へ行きエドの時計では8時10分、彼らも時間が変わったことを知らなかったのに、アイパッドの目覚ましが正規の時間を知らせたのだそう。ポルトガルと英国は同じ緯度にあるから時間は変わらず、夏時間への変更も同時に行われる。そしてスペインから東へ行ったフランスやドイツなども夏時間を一斉に行って一時間早めるから、今日このサイトを出た友達はスペインで2時間も時計を進めなければならない。

 

 

 

時々通る公園に見たこともない木の花が咲いていた。まるでランの花みたい。いつも4月初めにはこの国を去っていくから今後草木にどんな珍しい花が咲くのか興味深々。何年もいてことし始めて写した花。

 

 

 

 

キャンプサイトの近くに大きなラウンドアバウトがある。もう何年もこの道を通っていながらひと月ほど前初めて真ん中のポルトガルの古い水道システムの写真を写した。ポルトガルでは大きなラウンドアバウトには必ず当地の珍しい物が置かれ飾られてある。数日前の水曜日の夜中4時、酔っ払い運転がこのラウンドアバウトに突っ込んで水道のシステムを壊し反対側に落ちた。運転手は大したけがをしなかったそうだが、システムは完全に壊れてぶら下がっていた。

土曜日にメインテナンスのトラックがやってきて壊れた水道システムを取り除いていった。毎日見ていて気にも留めなかったものがなくなると寂しいものだ。それにしてもこのラウンドアバウトは今まで何度標識が倒れたことだろう。ポルトガル人の無謀運転には困ったものだ。

 

 

 

私たちの停まっているキャンパーの近く一本の枯れ木が立っていてその周りがお花畑になった。このマーガレットようの花は3月末野原も道端もこんな空き地もどこでも花盛りになる。

 

 

コメント
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