1月初め、カメラをもって3時間の長距離散歩に出かけた。ポルトガル南部は、一年中花が咲いていてミツバチも休む暇なし、だからタヴィラのマーケットでは蜂蜜が安い。
オレンジ畑だけでなく個人の庭にもこんなレモンの木が植えられていて、どんな木々にも今時はレモンが鈴なりでうらやましい。
この野生のマリーゴールド(キンセンカ)は12月から1月初めは野や道端を金色に染める。
オレンジの花も1月が最盛期、オレンジにも真冬の12月ごろから夏の7-8月まで実る時期が違う多種類があるが、花が咲く時期はほとんど同じだとのことで8月に収穫するオレンジなど今年の実と来年の実が同時に実っているという不思議な現象が起きる。今までまだ実を収穫していないのに花が咲いているのが不思議だったが、これはカーロス氏からの受け売り。右の写真はクレメンタインで色とサイズがオレンジとは違う。
ローズーマリーの花は一月が真っ盛り、蜂蜜にもローズマリーの花だけとうたっているのがある。
ゴースの花は1月から3月ごろまで、花の時期が長いがこの花は恐ろしいとげがあるから切り花には向かない。右のかわいい星のようなブルーの花はこのアルガーヴの乾燥地帯でしか見かけたことがない。
コウノトリも一年中いるみたい。ヨーロッパ北部に巣を作っているコウノトリはアフリカで越冬し、エジプト、トルコを通ってきたヨーロッパへ向かう。コウノトリは長距離飛行ができないらしい。
この野生の白い水仙はキャンプサイトのあちこちもそうだけど、道端や岩山にも花が咲いている。でも以前スペインの野原でみたように、野原一面が花盛りということはない。
12月からあまり雨が降っていないが今年は水量が多い。
ピンクのアーモンドの花は1月初めから満開になる。ピンクのアーモンドは実が苦くて食べられない。白っぽい花は1週間は遅く花が咲きだす。ポルトガルのアーモンドがおいしいと娘からお土産に買ってきてくれとリクエストされている。