Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

最後のキャンプ旅行ースペイン・アルガーヴ・サイクルレース(Volta ao Algarve 2017)

2016-07-26 12:19:02 | キャンピングヨーロッパ2016-2017

毎月第3土曜日には公共プールの道を挟んだ反対側の大広場で土曜マーケットが開かれる。あと一回のマーケットでポルトガルを去ると思えば、今の間にほしいものやお土産などを買っておこうと思うのは当然のこと。

先月のマーケットに一緒に行った古い友達のNさんに、その時買った暖かい裏地のついたスパッツをもっと買っておいてほしいと頼まれていたのもあって張り切って出かけた。もう来年は来られないかもしれないと思うから、あれもこれもほしいと矢鱈買いして疲れ切って帰ってきた。

この時このプールサイドの道路が封鎖されていてテレビ局やいろいろな車が道路を占領していた。マーケットで出会ったマイクに聞くと午後4時過ぎからインターナショナルな自転車レースがタヴィラのこの道路がゴールになるという。3時過ぎに来ていないと人が多くて見られないといわれた。

昼食後1時間くらい昼寝もして3時半にはこのレースのゴール地点に行った。もうすごい人でその先へ行っても近くで見られないと思い、ゴール地点から動かなかった。ラッキーなのはここに大きなテレビ画面が設置されていて、4時半ころからテレビ中継が始まった。

 

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新聞社の記者やテレビ局の関係者がわんさといる。

 

 

 ゴールを正面にするところに起重機で持ち上げたテレビ・カメラが設置された。

 

 

 私たちの後ろのフラットの2階のベランダに立っている男性に、テレビカメラや新聞社のカメラマンたちがしきりに写真を撮る。彼はいったい何者なのか。 私の周りの観客たちは特に興味も示さず、だれにも聞くことができないから結局わからずじまい。

おまけにテレビ放送が始まって大きな声で報道しているが、ポルトガル語ではいったいグループがどこにいるのか、あと何分で着くのか、わかるのはタヴィラと・・・キロメータといってることだけ。・・・の部分が判らない。

 

 

 

グループがこの終着点近くなると警察のモーターバイクがサイレンを鳴らしてどんどん走ってきて、空にはヘリコプターの騒音、2時間近く待ったのに、自転車のグループはあっという間にゴールに飛び込んできて、いったい誰が優勝者なのか全然わからない。せめてどこの国が優勝したのか判ればいいのだけど・・・まったくこんな時こそ言葉の障害を感ずる。

 

 

 

 

カメラマンに囲まれているこの人たちこそ優勝者かもしれないがいったいどこの国の人か?

 

 

ゴール地点は緩やかな上り坂の中間点で、道路の真ん中に立つと坂道の一番下まで見える。

終わった後の混雑ぶりがすざまじい。こんなにたくさんの車がスペアーの自転車を積んで伴走していたなんて、テレビ画面でも見せないし、ゴールには入ってこないから、知らなかった。

 

 

 

 

 踏切の線路上には駐車していなかったけれど今までこんなにたくさんの車がすべての道路脇に駐車していたのは初めてそして大混乱。

 

 

ポルトガル警察の総力挙げたようなパトロールバイクの列。こんな国際レースがこんな片田舎で開かれるのも珍しいことだ。今日は一日エキサイティング!!!!

翌日曜日の朝、体操時にマイクに聞いたところでは、ドイツ人が優勝したそうで終わった夕暮れプール前の広場で優勝者に対する授与式が行われたとのことだった。

インターネットで調べたところ、この Volta ao Algarve 2017 は水曜日から始まり4日目のこのタヴィラが終着地点のレースはタヴィラの北の山中アルモドーヴァ(Almodovar)から203kmを走るものだとのこと。道理でテレビで見ても知らない地形がほとんどだった。

このレースの最終は今日日曜日にファーロの北ルーレ(Loule)から179kmのレースが行われる。先週一週間の間にオマン、アンダルシア・スペイン、そしてアルガーヴの3か所でレースが行われた。実際有名過酷なレースは7-8月に行われる。

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