フラックスタッド島のキャンプサイトで真夜中の太陽を楽しんだ翌日、三番目の島ウ”ェストウ”ォーゴイ島に渡りました。
ここはウ”ァイキングにゆかりの島でそのほぼ中央部の村ボルグ(Borg)にウ”ァイキング博物館があります。
この巨大な建物は長さ83メーターのウ”ァイキングの住居を復元したもので、中には生活用品や装飾、食料、衣装などの展示や歴史絵図などが飾られています。
敷地の奥の湖まで歩く途中に火とトンカチで武器を作っている小屋があり、まるでウ”ァイキングの子孫のような男性に写真を写したいと頼みましたら快く承知してくれました。 3人のノルウェー人はきれいな英語を話し”どうだね、このノルウェーの天気は?すごいだろー?
いつもこんなのだよ。”といたずらっぽく云ったので、こんな晴天が続くのはきっとまれに違いないと思いました。
湖にはウ”ァイキングの使った船が復元されており、観光客を乗せて湖を航海するそうです。
博物館前の駐車場。御覧のようにほとんどがキャンパーです。
湖へ行く途中の岡の上にはなんともモダンな教会があります。北欧のこのような教会はどれも木造建築です。
博物館の外には猪夫婦と2匹の子猪が囲いの中にいて、一匹の活動的な子はお昼ねしているお父さんの背に登るのに懸命、とうとうお父さんが起きて”アーもう仕方ないなー”と子供の相手をしていました。なんとも人間的でおかしい親子でした。
博物館からこの夜泊まったキャンプサイトは又橋を越え4番目のウ”ォーゲン島にたどり着いてからでした。フィヨルドの淵に沿った道路わきの細長いキャンプ場でしたが、設備が良くてキッチンが充実していたので、キッチンで夕食をクックして食べました。
赤いきれいな家はロルブー(Rorbuer)と呼ばれるキャビンで、ロフォーテン諸島全般で見られる漁師小屋で、各村や町など海辺に設置されています。又何処のキャンプ場にも必ず設置されています。旅人は車で来て簡易宿泊施設のロルブーに泊まり、食事はキッチンで自分たちでクックできるわけです。