ライン出版編集部

一人一著作を!
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ライン(rein)出版編集長の日常と雑感

『青天を衝け』が終わって思うこと

2021-12-28 15:45:28 | Weblog

常磐線の開通に渋沢栄一が関係するということを今夏初めて知った。
横浜で建設会社(現在の東亜建設工業)を興した浅野総一郎は
常磐炭坑の石炭を運ぶために常磐線を敷設し、
それを渋沢が援助したのだという。

上の絵は浅野が経営した常磐炭鉱社の火力発電所の煙突である。
実家の窓から描いたものらしい(小学生低学年)。
こんな景色を見て育った。
毎日見ていた煙突が渋沢栄一につながるとは思いもよらぬことであった。
周辺の住民はただ発電所、発電所と呼んでいたのだから。

母が保管していた子ども時代の作品集が山ほどあったが
こちらに運んできたのはごくわずか。
手元に残したなかの一枚が煙突の絵であった。

渋沢栄一がドラマにならなかったら
単なる「発電所」で終わっていたことだろう。
そしてこの絵もブログで語るほどのものではなかった。
長生きはするものである。


国立埼玉病院「道の会」の展示は今…

2021-12-25 21:49:41 | Weblog

本日、クリスマスから新年バージョンに替えてきた。
いつまでもクリスマスの絵を掛けておくのは気が退けるから。
↑が私の作品。
こより絵の「七福神」。


全体がこんな雰囲気であ~る。


書と南画はこちら↑。
達磨と寅が齢90半ばの先生の作品。
書は「寿」。
清水寺風に「金」でもよさそうだが、
それだと2021年に戻ってしまうから
これでいいのだ!

お正月ムードになって患者さんに希望を持っていただけますように!

大泉のリュクサンブール公園

2021-12-18 23:12:59 | Weblog

本ブログで何度も登場している学園町の大泉公園は
藤沢周平さんのお気に入りの公園だった。
秋になると、特に晩秋の風景は
パリの「リュクサンブール公園」を連想してロマンチックな気分になれる。
先週の散歩の途中の写真だ。


そしてマイツリーを紹介する。
学園通りから公園に向かって運転しているとき
眼前に現れるのがこの大泉公園のイチョウの木。
四季折々生命力を与えてもらっている。
これから葉を落として冬枯れモードになるが
それもまた自然の厳しさを物語っていて素晴らしいのだ。
この木を眺めながら暮らしてきたことをしみじみ思う。