ライン出版編集部

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ライン(rein)出版編集長の日常と雑感

ダビデ像

2016-11-29 22:29:43 | Weblog
ピエタと並ぶミケランジェロの代表作であるばかりでなく、
ルネサンス期を通じて最も卓越した作品の一つである。
人間の力強さや美しさの象徴ともみなされる作品であり、
芸術の歴史における最も有名な作品のひとつと言える。
ダビデとは旧約聖書においてイスラエル王国の二代目の統治者。
大理石で身の丈5.17メートルにかたどられたこの像は、
ダビデが巨人ゴリアテとの戦いに臨み、
岩石を投げつけようと狙いを定めている場面を表現している。
そして、ルネサンスならではの表現として、
瞳が割礼器具のようにハート型に象られていることや、
イスラエルの民の証とされる割礼の痕がないことが挙げられる。

元来はフィレンツェ市庁舎の置かれたヴェッキオ宮殿の前に飾られていた(1873年に現在の場所に移設)ことなどもあり、
のちに都市国家フィレンツェ共和国が周囲を取り囲む強大な対抗勢力に脅かされるようになった時には、
巨人に立ち向かうこの像こそフィレンツェを象徴するものだという解釈がなされるようになった。(以上ウィキペディアより)



フィレンツェのダビデ像


広尾のダビデ像

キンカンの投げ込み

2016-11-25 01:56:52 | Weblog


キンカンを枝ごといただいてきました。

玄関ドアを開けるのに邪魔になるから好きなだけ…

と言われたのですが、混んだ電車にも乗らねばならないし

雨が降り出していたので、3枝だけです。

暖房のきいた場所においたら見る間に色づいてきました。


殿様の風格あり

2016-11-23 09:19:27 | Weblog






先日巴錦という菊を紹介したら

その後やたら目につくようになりました。

黄金にも見える花びら一枚一枚の外色に対し、

内側は鮮やかな赤でとても豪華な印象です。

画家や工芸家がモチーフに取り上げたくなる気持ち、

わっかるなあ!

と、思いながら今ハッと今気づきましたね~。

私も描いたことあるなって。




檸檬

2016-11-21 10:14:09 | Weblog
いったい私はあの檸檬が好きだ。
レモンエロウの絵具をチューブから搾り出して固めたようなあの単純な色も、それからあの丈の詰まった紡錘形の恰好も。
―結局私はそれを一つだけ買うことにした。
それからの私はどこへどう歩いたのだろう。
私は長い間街を歩いていた。
始終私の心を圧えつけていた不吉な塊がそれを握った瞬間からいくらか弛んで来たとみえて
私は街の上で非常に幸福であった。
あんなに執拗かった憂鬱が、そんなものの一顆で紛らされる―あるいは不審なことが、逆説的なほんとうであった。
それにしても心というやつはなんという不可思議なやつだろう。




自宅の庭に実ったという貴重なレモンを頂戴しました。

レモンとカタカナで表記するより漢字の方が絶対似合いそうな檸檬です。

もちろん無農薬!

ハチミツレモンでいただいて、皮はケーキに使いましょう。

梶井基次郎のように檸檬一個で小説を書き上げる才能はありませんが

今回『檸檬』を読み返したら、小説の味わいがホントによくわかりました。

これからレモンを買うたびに思い出すような内容ではあります。

京都が舞台です。


恒例の京都・奈良へ

2016-11-19 15:58:08 | Weblog
http://kyotoshunju.com/?temple=daitokuji-jukoin

この度のハイライトというべき京都大徳寺聚光院の狩野永徳作国宝障壁画。

テレビで紹介されただけあって事前予約は早くも締め切られていました。

あきらめきれず現地へ行ってみたら

なんとラッキーなことに見学させてもらえることとなりました。

人数限定でした。

また、千利休150回忌の際に表千家7代目の如心斎が寄進したという茶室や

写真では何度も見ている千住博さんの滝の絵もすばらしかったです。

撮影NGはおろか、荷物を全部預けるルールのため

自分の目と耳だけでしっかり見聞しなければならないのが却って印象深いことになっています。

拝観料一人2000円。

それでも見学者が絶えないみたいですから、日本人の文化意識も相当高いと言えるでしょうか。


たまご から から 西尾路子展

2016-11-13 10:57:36 | Weblog
市民会館おおみや・旧地下食堂にて12/11(日)まで開催中。

初日、新座にアトリエを構える西尾さんの展示を見てきました。





飼っている烏骨鶏の卵の殻を使っての作品は10年がかり!?

そりゃそうですよね。

一度にこんなに産まないですもん。

食べる、という恩恵にあずかった裏で

生れ出るべきひよこちゃんが亡くなっているという現実。

金子みすず(大漁)の発想みたいだな~と

作家のやさしい気持を感じた次第です。

たまごの棺が480個、一つひとつにナンバーがついていました。

労作です。

会期がひと月と長いのでご覧になるといいと思います。

観覧無料

1000~1800 水曜定休

大宮駅東口から徒歩で15分(知らない街を歩いていると所要時間を忘れます)

http://www.music-mdata.com/maps/direction.aspx?st=1131906&i=9617