
しばらく忘れていたおみやげの塩を眺めていたら
なんと「ザルツカンマーグートの岩塩」であることがわかった。
ザルツはドイツ語で塩だから、
ザルツブルクも、その近くの避暑地ザルツカンマーグートも塩に関係している地名だ。
ヨーロッパに行きにくくなっている昨今においては貴重な塩といえるだろう。
こんな塩なら敵にもらったってうれしい。
「敵に塩を送る」というのは
窮地から救おうと敵に塩を送ることをいうのだそうだ。
だから塩をもらうってのはそんなに悪いことではない。
助けようとしてくれているわけだから。
「傷口に塩を塗る」といった意味とは違う。
だから、この塩もありがたくいただくとしよう。