三岸さんとは愛知つながりであるということは前項で記述したが、
また一つ縁が見つかった。
というのもわが家のルーツは水戸藩士らしいのであるが、
(私方は北条氏)
三岸さんも母方のご先祖が水戸藩士鵜飼吉左衛門一族ということなのである。
不思議なことに、鵜飼吉左衛門と聞いて思い出したのが京都長楽寺。
確かお墓があったぞ、と。
ご丁寧にこうした写真まで撮ってあった。
縁はあるとなればどこまでも深くなっていくものなのだな~。
なぜこれほどまでに三岸作品に魅かれるのか長年の謎であったが
こうしてみると出会いは必然だったのかも。
尾張一宮の記念美術館には二度ばかり訪れた。
最初のときはたった一人の客であった。
そのあとすぐ朝日新聞で特集していた。
それもまた不思議な出来事だったんだけれど…。