お彼岸の中日は雪が降って寒かった。
桜も首を引っ込める寒さ。
そんななか、おはぎが届いてほっこり。
大好きなヤオコーのおはぎだ。
ほどよい甘さの粒あんが何ともいえない。
初めて食べたのは川越にあるヤオコー美術館だった。
ヤオコーの社長さんが三栖右嗣のコレクションをしていて
社内の各階に飾っている。
すばらしい社員教育!!
それだけでは済まなくなって
美術館を作って一般公開するようになった。
開館のころに取材に伺った。
三栖右嗣作品の展示はもとより
伊東豊雄さんの設計による珍しい建物も魅力だ。
それにもましてうれしいのが、館内でこのおはぎが食べられること。
しかもシダレザクラの大作を目の当たりにして。
半分はおはぎ目当てで訪ねたくなるような美術館でもある。
と、思いながら仏様にお供えして、また我々もおいしくいただいた。
暑さ寒さもなんとやら。
これからはだんだんほどよい気候になるのだろう。