「玉子焼きは食べなくてもいいよ」とご近所さんから言われていたので、
そのつもりでいたら、なんと夕食についてきたので味わうことに。
昔は海を隔てていたので島に閉じ込められると食糧が不足して
苦し紛れに膨らませたのがふわふわのオムレツだったそうです。
メレンゲのように白みを泡立ててから黄身を混ぜて焼いたオムレツです。
ノルマンディーの深い味わいの塩だけを使いますが
そのシンプルな味がたまりません。
やっぱり味わえてよかったです。
と、ご近所さんには報告しました。
ただ、レストランによってはこのオムレツとほかの一品がついただけで40€以上もするらしいのです。
たかがオムレツなのにこんな値段とは、という感想を持つ人が多いのも事実。
ほかにこの地で出されたのはガレット。
日本でもすっかり定着してきていますが、本場では何の気負いもなくシンプルでおいしいものでした。
少なく見えてもおなかいっぱい。
こちらは地ビール赤。
と~ってもフルーティで、イチゴの味がする、と思ったら
同行の方が「イチゴじゃなくてサクランボですよ」と。
とにかく色がきれいで甘みのあるビールでした。
そろそろモンサンミッシェルから離れたいと思うのですが…。