かつては母が50本ものサンマを送ってくれた。
ご近所に差し上げなさいと発泡スチロールで2箱も届いたこともある。
しかもお刺身にできるほどの鮮度の良さ。
そうした時代は遠くなり、サンマはやせて高級魚になってしまった。
今回知人により送ってもらったサンマは
鮮度がいい分はらわたまで食べられた。
贅沢な食卓である。
昔、浜では荷台に積んだサンマが道路に落ちて
沿道の人たちはバケツをもって拾いに行った…という話も聞く。
私はそれをしたことはないが、
浜からは生きているおおきなアワビや毛ガニやウニの貝焼が山と届いたことが何度もあった。
話は飛ぶが、山からはキジや山鳥を持ってくる人がいた。
それらをおやつやおかずに育った。
ワイルドだ!